気象病とは?

昨今、名前が良く聞かれる気象病。

気象病と言ってはいますが、

結局は自律神経失調症です。

 

テレビや本で「気象病の治し方」

としているところも多いですが、

一時的に副交感神経を高めているだけです。

 

病院に行かれる方が多いのですが、

病院は診断し、

出ている症状を押さえる薬を出すだけです。

 

気象病で生じた症状に対して薬が出ます。

気象病そのものを治す治療ではなく、

 

症状に対する薬しかないからです。

 

では、どうすれば良いのか。

このページでは、気象病に何故なるのか、

どうすれば治るのかをまとめています。

目次

1.気象病の原因とは?

1-①何故低気圧で交感神経が昂る?

1-②頭痛が出る理由

1-③めまいが出る理由

1-④憂鬱になる理由

1-⑤だるくなる理由

1-⑥関節痛が出る理由

 

2.気象病はどうすれば治る?

2-①自律神経の変動を押さえる

2-②整った背骨を作る

2-③セルフケア

 

4.総括

 

5.関連リンク

1.気象病の原因とは?

上で書いた通り、

気象病とは自律神経の変動で起こる症状です。

 

「気圧が下がったら体調不良は仕方ない」

というのは、全く持って見当違いです。

 

子供たちを見ればわかる通り、

天気が悪くても、

健康で自律神経が整っていれば、

体調不良は出ません。

 

気象病が出ている原因は、

自律神経の乱れなのです。

 

そして、自律神経が乱れているのは、

普段のストレスや、姿勢、食生活など、

様々な要因が複雑に絡み合っています。

 

気象病は飽くまでも、一つのきっかけです。

それを放置していれば、

天候が良くても不調が起きるようになります。

 

天候が悪くなる前には、気圧が下がります。

下がった気圧は交感神経を高ぶらせるのです。

昂った交感神経は、今までなんとなくあった症状を、

大きく表出させるので、不調が強くなるのです。

①何故低気圧で交感神経が昂る?

気圧が下がっても、

交感神経が昂りすぎなければ、症状は出ません。

 

普段出る寸前まで交感神経が高ぶっており、

低気圧になったときに限界を超えるので、

様々な自律神経失調症の症状が出るのです。

 

そもそも、気圧が下がるというのは、

野生動物にとっては命の危機なのです。

 

気圧が下がるのは、気温が下がったり、

雨が降る予兆です。

 

野生動物からしたら、

体温を下げられるので、免疫が下がります。

そして、免疫が下がるということは、

体調を崩しやすくなります。

 

そこから濡れないところに逃げるため、

生き物の身体は、

気圧が下がると交感神経を働かせ、

動ける身体にするのです。

 

人間に進化したところで、

自律神経はそこまで変化しません。

 

なので、今は命の危機がないにも関わらず、

気圧が下がったときには、

交感神経が昂る反応が残っているのです。

 

交感神経が昂ると、脈は速くなり、

血圧が上がり、筋肉が固くなります。

 

これだけ見るとよさそうに見えますが、

実際には、これらが悪さをするのです。

では、各症状からを見てみましょう。

②頭痛が出る理由

頭痛は一般的には2種あります。

それが、緊張型頭痛と、片頭痛です。

緊張型頭痛は、

頭が締め付けられるような痛み。

片頭痛は、

拍動に合わせた痛みと思ってください。

 

緊張型頭痛は、

首からつながった頭の筋肉が固くなることで、

筋肉がカチコチになり、

頭を包む筋肉まで固くなるので、

締め付けられるような痛みが生じます。

 

交感神経は勝手に筋肉を固めるので、

普段首肩の凝りがある方は、

それが助長されて、痛みが出るのです。

 

片頭痛は、

固い筋肉の中を血液が通るため、痛みます。

なので、比較的表面にあり、

振れやすいこめかみのところで、

ドクンドクンと痛みが出るのが特徴です。

 

交感神経は筋肉を固めるだけでなく、

血圧や脈拍を強くします。

今まではあまり気にならなかった拍動が、

余計に固くなった筋肉の中を、

無理やり通るので、

拍動に合わせたような痛みが

出るようになるのです。

③めまいがでる理由

めまいにも、

大きく分けると2種類あります。

一般的に良く聞くメニエール病と、

耳の中にある石が外れて、

好き勝手動いてしまうため、

フラフラしてしまうものです。

 

また、まれに血圧が下がってしまい、

低血圧のような症状が出る方もいます。

 

メニエール病は、

耳の中の平衡感覚を使う部分が、

浮腫のようにむくんでしまうため、

うまく働かなくなり、

平衡感覚が狂って起こる病気です。

 

原因不明とされていますが、

単純に首回りの筋肉が固くなれば、

耳への血流も悪くなるので、

水の帰りも悪くなり、

循環できないせいで浮腫が起きます。

 

交感神経が強くなれば、筋肉が固くなり、

首や肩こりの強い方は、

循環が悪くなりやすいわけですね。

 

耳の中の石が外れる場合は、

天候不順で起きるものではありません。

病院では簡単に診断できるようなので、

原因は突き止めやすいそうです。

 

その石はカルシウムでできているため、

そのうち吸収されるそうですが、

それまではずっとめまいが出るので、

気象病とはそもそも原因が異なります。

 

天候や姿勢など関係なく、慢性的に出ている方は、

病院で診断を受けることをお勧めします。

 

低血圧でのふらつきが出る方は、

普段から血圧が低い方です。

 

普段から血圧が低いにもかかわらず、

交感神経が昂ることで、筋肉が固くなると、

頭へうまく血が回らなくなってしまうので、

起立性低血圧のような状態になるのです。

 

天候関係なくめまいの強い方は、

下記ページをご覧ください。

④憂鬱になる理由

「雨の日って、気分が下がるよねー」

という気分の問題だけでなく、

何もする気が起きない、

というのは気象病でもおきます。

 

これを放置しておくと、

天候不順以外にも、

倦怠感や、疲れが取れない、

という身体の状態になるのです。

 

交感神経が昂ると、

筋肉が固くなり、血が上手く回らないので、

筋肉だけでなく、

内臓にも酸素や栄養が行かなくなります。

 

変な話、

酸欠で栄養失調のような状態になります。

そうなった場合には、

筋肉を脱力させ、血を回す必要があります。

 

矛盾しているように感じますが、

ここで副交感神経が働くようになるのです。

副交感神経は筋肉を緩め、

身体を回復させようとします。

 

天候には交感神経が刺激され、

身体としては副交感神経が刺激されます。

結果的に、

交感神経によって身体は固く、重くなり、

副交感神経によって、

頭は動かさないようにさせるのです。

 

そのアンバランスさで、

動きたいけど動けない、

憂鬱な気分になってしまうわけです。

 

放置しておくと、

うつ病を発症する可能性があります。

そして、気象病の中でも、かなり重度です。

今すぐ改善することを考えてください。

⑤だるくなる理由

これは、ほぼ上記に書いた通りです。

筋肉が固くなり、血流が悪くなるので、

身体が重く、怠くなります。

 

まだ余裕があるので、憂鬱な気分のような、

無理やり脳にストップはかけられません。

 

それでも、普段筋肉を固めているので、

だるさが強くなっているものと思って下さい。

 

怠さだけであれば、

逆に回復は早い可能性が高いです。

 

自律神経というよりも、

筋肉の固さの部分の影響が大きいので、

ストレッチなどをしっかりすれば、

自分でも予防できると思います。

⑥関節痛が出る理由

筋肉は固くなると痛みが出ます。

筋肉はあまりに固くなると、

肉離れのように断裂してしまうので、

それ以上伸ばさない、

動かさないようにしてもらうため、

痛みを出して、

筋肉の動きをブレーキさせるのです。

 

交感神経が昂ると、

筋肉は固くなります。

 

なので、関節痛が出る方は、

普段、症状を感じやすい場所に出ます。

よくあるのが、肩や股関節、膝などですね。

 

結局は普段から固いので症状を感じやすく、

気圧が下がったときには、

痛みが出ないラインを越えてしまうため、

関節痛として痛みが出るようになるのです。

2.気象病はどうすれば治る?

気象病は、

上記の様々な症状が出るものです。

 

症候群のように、いろんなものが出ます。

なので、マッサージ、薬を使ったところで、

症状はなくなりません。

 

結局は自律神経を整えて、身体を柔軟にし、

気圧が下がった刺激で不調が起きないくらい、

身体を良くしないといけないのです。

 

なので、一番の治す方法は、

自律神経を整えること、と言えます。

 

そうすれば、

交感神経が高ぶる環境になったとしても、

症状が出るラインまで行くことはなくなり、

症状が出ないで済むようになります。

 

だからこそ、

当院の自律神経を整える施術がオススメなのです。

①自律神経の変動を抑える

先に書いた通り、

自律神経を整えるのが一番効果があります。

 

そして、

DRT(背骨調整)と指圧(筋肉調整)は、

自律神経を整えるのに適している手技です。

 

自律神経は背骨の中を通って、

脳から下に行っています。

 

そして、内臓や筋肉など、

働かせたい筋肉の近くで背骨を出て、

それらを動かしていくのです。

 

そのため、背骨が歪むと、

その出入口が通りにくくなり、

神経が過敏になったり、

働きにくくなるようになるため、

内蔵や筋肉の働きが悪くなったり、

自律神経のスイッチが入りにくくなります。

 

感覚的には想像しにくいかもしれませんが、

実際に背骨が整っていくと、

自律神経の症状は治まっていくのです。

 

ゆがんでいた背骨は筋肉も固めます。

当院では背骨を整えた後、筋肉を調整し、

神経の働きが正常に働くように調整します。

②整った背骨を作る

自律神経が乱れるのはストレスや姿勢、

仕事からの影響が大きいです。

 

それらの影響を受けると、

交感神経が働き、身体を固めていきます。

 

そうすると、

無意識に力が入り、

普段使っている筋肉が優位に働き、

姿勢がおかしくなるので、

背骨が歪み、自律神経がまた乱れるのです。

 

それを予防するには、

普段から整った背骨を作る必要があります。

良い姿勢は筋肉をバランスよく使っています。

 

大切なのは背骨を良い位置にもっていく癖をつけること。

ひいては、良い姿勢で生活できるようになることです。

 

そして、整った身体は自律神経のバランスも良いです。

仮にストレスがかかっても、

交感神経はそこまで昂りません。

 

嫌なことがあって姿勢が歪んでも、

姿勢は元々整っているので治しやすいです。

 

正しい姿勢、身体の使い方ができるようになると、

全身の筋肉が使えるようになるので、

身体の負担も大きく軽減し、

疲れやすさも減り、憂鬱な気分や、

倦怠感なども減っていきます。

 

結局、

良い姿勢を取らないと整った背骨ではいられません。

だからこそ、整った背骨を作らないと、

また再発する、と言えるのです。

 

これが薬に頼らない根本的な改善で、

頭痛や倦怠感といった症状ではなく、

気象病そのものを治す、ということになります。

③セルフケア

人によってはセルフケアをしっかりとすることで、

自律神経を整えて、改善することも可能です。

倦怠感、関節痛で止まってくれている方であれば、

ご自身の努力でなんとか治せる場合もあります。

 

頭痛、めまい、憂鬱な気分が出ている方々は、

非常に状態が悪いので、

施術を受けて根本を治すことを強くお勧めします。

 

セルフケアは、基本的には副交感神経を高めること。

そして、交感神経を落ち着けることがあります。

気象病と調べると、まれに交感神経をもっと働かせて、

感覚を麻痺させることで症状を無くす、という方法を書いている方もいますが、

これは全く持って意味がないですし、悪化させているだけなので、辞めてください。

 

具体的な対策は、

・ぬるいお湯で入浴

・ストレッチ

・散歩

・水分摂取

・ストレッチ系のヨガ

などが上げられます。

 

・筋トレ

・ジョギング

・熱いシャワー

・コーヒー

などは、一時的には交感神経が昂り、

感覚が麻痺するのですが、

長い目で見ると全くの逆効果なので、

絶対にしないでください。

 

後者のものは色々なところで、

勧められているものもありますが、

絶対にやめてください。

 

それが良いと信じて行っている方は多いですが、

身体の回復がものすごく遅くなるので、

マイナスの効果しかありません。

 

勿論、ずっと対処療法を行っていくのであれば、

変える必要はありませんが、当院に来られた方は。

これらを即刻中止することで、症状の改善が見られます。

4.総括

気象病を根本から治したい方は、

自律神経を整えるしかない、という話でした。

今は薬で耐えている、という方も、

最終的には薬が効かなくなります。

これは予想ではなく、

今まで様々な方を担当した上での経験測です。

 

最初は梅雨だけだったのが、

今度は冬にも辛くなるようになり、

悪化していけば季節関係なく、

雨の降る日になり、

最終的には天候関係なく、

慢性的に出るようになります。

 

5.関連リンク

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 〒276-0023

 千葉県八千代市勝田台1丁目24-7  中条ビル202号室

 

電話

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