何故自律神経が改善する?改善例とともに解説!

当院は自律神経失調症

の方が多く来られます。

 

自律神経失調症の方は

懐疑的になっているのですが、

当院で説明をすると、

納得した表情で受けられ、

皆さん回復していきます。

 

しかし、その方々に聞いても、

来る前は凄く不安だったと。

 

このページは、今まで担当した

自律神経失調症の方々を、

軽くではありますが、

紹介しながら記載していきます。

 

以前の整体院などで

担当していた方もいますので、

地域差もあるかもしれませんが、

予めご了承ください。

目次

1.そもそも自律神経症状とは?

1-①自律神経失調症

1-②更年期障害(更年期症状)

1-③気象病

1-④動機、頻脈。高血圧、低血圧

1-⑤胃もたれ、吐き気

1-⑥のぼせ、火照り、発汗、冷え

1-⑦めまい、ふらつき

1-⑧のどの渇き、のどの苦しさ

1-⑨イライラ、不安感

 

2.改善例

2-①自律神経失調症

2-②更年期障害(更年期症状)

2-③気象病

2-④動機、頻脈。高血圧、低血圧

2-⑤胃もたれ、吐き気

2-⑥のぼせ、火照り、発汗、冷え

2-⑦めまい、ふらつき

2-⑧のどの渇き、のどの苦しさ

2-⑨イライラ、不安感

 

3.総括

 

4.関連リンク

1.そもそも自律神経失調症とは?

自律神経のことに関しては、

下記ページをご覧ください。

上記のリンクにある通り、

自律神経は様々な働きをします。

 

そのため、自律神経が乱れることで、

様々な症状が出てくるのです。

 

今回は身体症状はあまり載せず、

様々な症状を上げていきます。

 

目的のある方は、

目次にある症状まで

飛ばしてください。

 

身体症状については

下記ページから該当症状を

ご確認ください。

①自律神経失調症

病院などで原因不明となると、

大体がこの病名を付けられます。

自律神経は様々な働きがあるので、

間違いはないわけですね。

 

診断された方で特に多いのが、

疲労感、頭重感(頭が重い)、

不眠、倦怠感

などではないでしょうか。

 

不眠はともかく、

上記の症状は本人の感覚であり、

肩こりや腰痛と違い、

固さとして出るものでもないので、

他人にはわかってもらえない

辛さもあると思います。

 

上記に関しては、

全て副交感神経が上手く

働いていないせいです。

 

本来休まないといけないときに

休めないので、

身体が疲れ果てて、体力が落ち、

筋肉に力が入らないのです。

 

その結果、疲れたり、

身体がダル重かったり、

興奮して眠れない状態になります。

 

これに関しては、

自律神経を整えるしかありません。

 

栄養ドリンクやコーヒーなどで

一時的に身体を興奮させる方もいますが、

既に高まっている交感神経を

さらに高ぶらせるため、

それらの効果がなくなると、

それ以前に症状は強くなりますし、

効かなくなるので、

徐々に量が増えて、

禁断症状のようになります。

 

コーヒーを飲まないと

頭がしゃっきりとしない。

栄養ドリンクを飲まないと頑張れない。

そういう方は今すぐやめてください。

②更年期障害(更年期症状)

女性特有の症状で、

閉経などと共に

大きく体内バランスが崩れ、

様々な症状が出ている、

症候群のような症状です。

 

更年期障害と

簡単に言っていますが、

困っている方は非常に多く、

経験している方も多いので、

理解を得られず、

苦しんでいる方も多いです。

 

名前は違いますが、

自律神経失調症と

全く同じと思っていただいて

構いません。

 

そもそも、生理自体が

自律神経によって

調整されているもので、

その生理が終わりに差し当たり、

エストロゲンという

女性ホルモンの分泌が弱くなり、

自律神経を調整するホルモンが

減ることで起きるのが更年期障害です。

 

今までは自律神経を

調整するホルモンが出ていたため、

なんとか維持できていたものが、

出なくなることで維持できなくなるのです。

 

なので、人によって症状の大小は異なりますし、

軽い方は非常に軽く、

思い方は非常に重く出ます。

 

それはホルモンバランスではなく、

自律神経の乱れがより顕著になるからです。

③気象病

天候が乱れる前日などに

不調を起こす症状です。

 

以前は女性に多かったのですが、

最近は男性にも多い疾患です。

 

出る症状は様々で、

頭痛が特に多いですが、

その他にも、

倦怠感や疲労感、

不眠や胃もたれなどが出ます。

 

自律神経を大きく乱すので、

症状は様々で、これも

症候群のようなものと考えてください。

 

天気が悪くなると、

気圧が下がるのですが、

その気圧の変化に身体が付いていけず、

交感神経が非常に優位になることで、

様々な症状が起きている状態です。

 

これも、

自律神経失調症の一種なので、

いくら薬を飲んでも、

自律神経を整えない限りは

永遠に付きまといます。

 

以下のページで更に

気象病について掘り下げています。

④動悸、頻脈、高血圧、低血圧

心臓が爆発しそう、

心臓の音がうるさい、

というような状態に

なっている方もいます。

 

また、動悸、頻脈が起きる際、

一緒に血圧の変動も起きる場合があります。

 

脈が速くなることで、

急激に血圧が下がり、

血の気が引いて立ち眩みをする方や、

動悸は血圧も強くなるので、

ドッキンドッキンという

イメージが強かったり、

心臓が急激に強く動くのに伴って、

不安感が強くなります。

 

本来、心臓の動きは

自律神経が調整しているのですが、

自律神経が乱れると、

コントロールが効かなくなるので、

脈が速くなったり、

血圧が高くなったりするのです。

 

血圧の薬を飲んでも、

脈を落ち着ける薬を飲んでも、

一時的には落ち着きますが、

状態悪化に伴って薬は効かなくなります。

 

並行して自律神経を整えてくださいね。

⑤胃もたれ、吐き気

食事に気を付けている、

お酒は飲まない、

水分はしっかり摂る。

上記を守っていても起きる胃もたれ、

吐き気は、

自律神経の働きが

乱れているせいで生じています。

 

私たちはどれだけ意識しても

胃液を出すことはできません。

内蔵の働きは自律神経が

調整しているからです。

 

なので、

食べ物をいかに気を付けても、

自律神経の乱れが強い場合には、

内臓が上手く機能しないので、

居に負担がかかり、

胃もたれが出たり、

吸収しきれず、

吐き気を催すのです。

 

揚げ物を食べ過ぎる方などは、

食事に気を付けて、

薬を飲めば治りますが、

食事に気を付けている方の場合には、

自律神経を整えるしかありません。

 

ストレスで胃痛がする、

などはその最たるものですね。

⑥のぼせ、火照り、発汗、冷え

体温調整が効かず、

真冬でも汗をかくという方もいれば、

真夏でもずっと寒気がしている、

という方もいます。

また、身体がすぐに熱くなり、

汗が止まらず恥ずかしく、

恥ずかしいと思うと

さらに汗をかく方もいます。

 

体温調整や汗をかくのも、

自分で意識することは不可能です。

 

それらが起きているのを感じることはできても、

それを起こすというのはできませんよね。

 

なので、体温調整も

自律神経の一種なのです。

 

交感神経が高まり続ければ、

身体が不要な緊張をするので、

体温はどんどん上がり、

それを冷やすためにダラダラと汗が出ます。

 

緊張する場面や、

少し動く場面でも汗を大量にかくのは、

特に交感神経が高まるせいです。

 

また、冷えの場合には筋肉が筋肉が固くなり、

末端の血流が悪くなることで生じます。

 

矛盾しているように感じるかもしれませんが、

火照りと冷えは一緒に感じている方もおり、

単純に温める、冷やすだけでは

コントロールができないんですね。

 

温めないといけないときに温める。

冷やすべき時に冷やす。

それをコントロールするのは

自律神経なので、

自律神経を整えない限りは、

治ることはありません。

⑦めまい、ふらつき

目が回る、

立った時に血の気が引く。

これらはめまいと

評される症状です。

 

めまいと言えば、

メニエール病というのが

良く診断されます。

 

内耳にあるリンパ液が増えて、

むくみ(浮腫)

を起こした病態を指します。

 

それ以外に、

耳小骨と呼ばれる耳の中にある石が外れ、

三半規管という平衡感覚の

感覚器に入ることで

起こる病態もあります。

 

どちらも、原因不明とされていますが、

リンパ液のコントロールが効かない、

カルシウムの代謝が上手くいかない、

と言ったような、

血流の関係するものが原因になります。

 

血流は勿論コントロールが

できませんので、自律神経です。

 

必要な個所に必要な栄養を流す。

これをするために、

自律神経が整わない限りは良くなりません。

 

また、起立性低血圧などの症状も、

寝ているときと立った時で

血圧を変えないといけないのに、

変えることができない場合には生じます。

 

これも、自律神経の最たるものですね。

⑧のどの渇き、のどの苦しさ

のどの渇き、のどの苦しさを訴える方もいます。

いうまでもなく、唾液は自律神経です。

パブロフの犬を想像するとわかりやすいですね。

条件反射は自分ではコントロールできません。

 

勿論、呼吸も無意識化で行われているので、

意識しにくく、理解しにくいとは思いますが、自律神経です。

 

のどの渇きと言っても、単純に水分摂取量が少ない場合や、

毎日アルコールを沢山取られる方の場合には、

ただの脱水症状と言えます。

水分摂取量を増やしたり、アルコール摂取量を減らしてください。

 

また、のどの渇きは首回りの筋肉の固さでも起きます。

単純に首回りが固ければ、唾液の通り道がふさがれるからですね。

息苦しさは、肩甲骨周りが固まっても生じます。

呼吸は自動で行われますが、そもそも肺を膨らませるため、

肋骨などの柔軟性がない場合には、呼吸が浅くなるので、

息苦しさは自律神経だけではない可能性もあります。

⑨イライラ、不安感

自律神経最大の自覚しにくいものはこれになります。

様々なことに対してイラつきやすくなるのですが、

徐々に怒りやすくなっていくので、自覚しにくいのです。

 

交感神経が高ぶったときには怒り攻撃的になる反面、

それが落ち着くと過剰に反省したり、不安が強くなるため、

人から情緒不安定に見られますし、本人も感情の起伏が激しくなります。

 

怒るだけでなく、騒いだり、声が大きくなりやすいのも、

勿論、交感神経が関係している場合が多いです。

感情のコントロールは本来難しいものです。

 

なのに、自律神経で更に乱されてしまえば、

イライラも不安感もどんどん強くなってしまうと思ってください。

なので、直ぐ怒ってしまう、不安になってしまうという方は、

ご自身を攻める必要はありません。

 

それは自律神経のせいで起きていることなので、

出来るだけ早く自律神経を整えることをしてくださいね。

2.改善例

治った方の症状を書いています。

似たような症状の方が居れば、回復の可能性はかなり見込めると思ってください。

ただし!

人やもともとの健康具合によって回復の程度は異なります。

飽くまでも、目安と考えてください。

 

見方としては、

(症状や軽い説明)

(改善のためのアドバイスや経過)

とみてください。

①自律神経失調症

・Aさん

寝つきが悪く、朝起きてもすっきりしない。

漠然とした不安感があり、疲れやすい。

仕事を終わらせないといけないため、なんとなく惰性で緑茶やコーヒーを飲んでしまう。

医師で手術をすることもあり、長時間思いエプロンを付けて立ったまま手術することも。

デスクワークも多く、家でも会社でもパソコンに向かっている時間が多く、趣味の時間はない。

枕の調整、コーヒー、緑茶を禁止。水を飲むことを推奨。

座位姿勢の確認。施術の頻度を上げることをオススメ。

3か月週に1度通い、その後は2週に1度で維持できていた。

頭がスッキリすることで、仕事効率も上がり、散歩など趣味の時間も取れるようになった。

 

・Bさん

動悸、頻脈、めまい、多汗症、不眠、胃もたれ。

日中もいつも眠く、ぼーっとしてしまう。

首や肩の凝りは感じるものの、依然マッサージに行ってすごい揉み返しが起きたため、施術に対して恐怖がある。

専業主婦で、忙しく動き回っており、余計に交感神経が活発になりやすい。

旦那さんは優しいが、ついいら立って怒ってしまうとのこと。

水分量を増やし、立ち姿勢の改善。

また、姿勢を良くするために、肩甲骨を引く癖があったので、それを禁止。

2か月週に1度通い、3回2週に1度、3回3週に1度を経て、月に1度で上記の症状が出なくなった。

最初触れると身体に力が入ることがあったが、初回でもみ返しはなく、安心したため、脱力できるようになった。

交感神経が非常に優位になりやすいため、いもたれは度々でるようだが、ストレッチを指導したところ、自分で治せるようになった。

旦那さんからも「最近は妻が温厚になりました」という言葉が出た。

②更年期障害

・Cさん

イライラしやすく、常に気持ちが急いてしまい、落ち着けない。

ふとした時にホットフラッシュ(発汗、火照り、のぼせ)が起きる。

訪問看護をしているため、忙しく動き回っており、休憩も殆ど取れない。

食事も車で摂り、訪問間の数分でカルテの下書きもするなど、常に時間は足りていない。

そもそも足りていない水分摂取、ストレッチを指導。

トイレ回数が増えるのを危惧していたが、身体が緩むことで膀胱の貯蓄量が増えるため、改善すると説明。

非常に忙しく、こちらが進めたペースでは難しいとのこと。

半年間2週間に1度通い、3か月3週間に1度通い、月に一度の施術で間に合うようになった。

激務のため、回復そのものは非常に時間がかかったが、

健康の知識もあるため、維持できている。

 

・Dさん

ストレスがかかりやすく、怒るのではなく、落ち込んでねこんでしまうとのこと。

音に過敏になり、子供がカードをまとめるため、机にカンカンと当ててる音でも目が覚めてしまう。

また、子供と連絡が取れなくなると不安が強くなり、場所もわからないが家から飛び出してしまう。

子供との言い合いや喧嘩も多く、そのあとには自分を責めてしまう。

公務員で責任感が強く、他の職員に関しても仕事の熱量でイライラすることが多いが、言えない。

自律神経の影響が非常に大きい。

眠っている際に脱力できていない可能性があるため、枕の指導、水分量の確認。

1か月週に1度、2か月2週に1度の後は、3週に1度を継続。

1か月目で音にはやや鈍感になった。

そのため、子供との関係も良好になり、家のストレスは減ったとのこと。

職場に関しても、熱量の違いを受け入れられる余裕が出てきたため、仕事のストレスも減っている。

仕事、子育ての負担が大きいので、月に1度では足りないと感じ、このペースを維持していた。

③気象病

・Eさん

天気が悪くなると頭痛と吐き気が凄まじく出る。

栄養ドリンクを飲むと気がまぎれるので、毎日飲んでいる。

もともと不眠があるうえ、頭が痛くて目が覚めることもあるとのこと。

飲食店で働いており、立っている時間が非常に長い。

デスクワークの際には背中が痛くなる。

最近子供ができたが、いびきで子供に泣かれるとのこと。

栄養ドリンクの禁止。

また、アルコールも飲むとのことで、アルコールを飲んだ量と同じ量水を飲むように指導。

元々の水分量も少ないため、量を多くするように指導。

1か月半週に1度、2週間に1度を継続。

つい辛くて栄養ドリンクを飲むこともあるそうだが、飲むと不眠が強くなり、身体が痛くなるのを実感している。

いびきも少し減ったと奥さんに言われた。

今まで夜途中に起きていたが、最近は早朝まで起きない。

二度寝ができなくなったと言っていたが、日中の眠気はないとのこと。

 

・Fさん

天気が悪くなると頭が重く、イライラする。

保育士で、業務時間は手が離せないことが多く、水分量は極端にすくない。

湿度に対しても敏感で、雨が降らなくても倦怠感が出る。

また、生理痛も重く、一日何もできないことがあるため、薬を飲んで無理やり仕事をするとのこと。

感情の起伏が激しく、自分で疲れてしまう。

仕事前後で水分量を増やすように指導。

仕事が忙しく、また、薄給とのことで通うのは難しいとのこと。

モニター価格での提供をお勧めし、快諾。

4か月2週間に1度を繰り返し、天候に対しての不調は弱くなっていった。

④動機、頻脈、高血圧、低血圧

・Gさん

緊張したり、仕事が終わると心臓がどきどきして、気分が悪くなる。

血圧には問題がないようだが、脈が速くなり、心臓のことが心配になることがストレスで、更に脈は速くなる。

また、不安感が強くなりやすく、娘は成人済みだが常に気になってしまう。

お仕事はデスクワークが中心。

体操、ヨガの習慣があり、YouTubeを見ながら毎日しているとのこと。

お上品な性格で、コーヒー、紅茶が好き。

コーヒー、紅茶を一日1杯までに減らすよう指導。

ヨガでは筋トレの要素の強いものを選択していたので、リラックスの要素が強く、ストレッチを重視しているものに変更するように提案。

1か月週に1度、2回2週間に1度、2回3週間に1度、1か月に1度で維持。

 

・Hさん

あまり気になっていないが、血圧が高いため、薬を飲んでいる。

ジムに通って運動や、ヨガ、ストレッチをたしなんでいる。

程よい日数、食堂で楽しく働いている。

ジムで身体の前面の筋肉を使うものを多く選択していたので、全身をやるように指導。

汗をかくことも多いそうなので、水分量を増やすように指導。

血圧が薬は変わっていないのに減ってきたことで、更に弱い薬に変更してもらえた。

1か月週に1度、2回2週間に1度、2回3週間に1度、1か月に1度で維持。

また、ジムで全身鍛えるようになったため、体力が付き、更に別の運動プログラムに参加するようになった。

⑤胃もたれ、吐き気

・Iさん

慢性的に胃もたれを感じている。

食事はしっかりと気を付けており、水分摂取も問題ない。

その他に不調はないものの、それだけ困っている。

子供が生まれたばかりで育休を取っている。

姿勢を気にしすぎており、更に姿勢を間違えている。

背中が固まっており、内臓の自律神経の働きが悪くなっている。

ストレッチを指導。

 

・Jさん

食後に逆流性食道炎のような症状を感じている。

薬は飲んでいるが、殆ど意味はないような感じで、良くも悪くもなっていない。

また、呼吸が苦しくなることや、度々動機もあるとのこと。

動悸に関しては吐き気も催すことがある。

保育士のパートで、家事は夫が手伝わないため、一手に担っているとのこと。

コーヒーが大好きで毎日3杯は飲むとのこと。

2か月週に1度、2か月2週に1度、2か月3週に1度を維持。

状態が悪いので、コーヒー禁止。

動悸や呼吸のしにくさは収まっていったが、胃もたれが取れにくい。

4か月目頃には、症状が落ち着いていたので、1日1杯のコーヒーは許可。

2杯飲んだ日は胃もたれが強くなるとのこと。

⑥のぼせ、火照り、発汗、冷え

・Kさん

大量に汗をかき、冬でも頭がカッカとする。

手足は冷えを感じており、身体の中心だけ燃えるように熱いとのこと。

ふくよかな体系で腰痛や肩こりも感じている。

落ち着きがない印象で、訴えが多い。

主婦で家の中の仕事が多い。

1か月週1度、2か月2週に1度、その後3週に1度を維持。

冷える日には汗をかかなくなり、気温によって寒いという感覚も出てきた。

元々寒さに強かったようだが、交感神経が昂ることで身体の中心に熱がこもり、手足には冷えが出ていた。

のぼせ、火照りが減っていくとともに、精神的にも落ち着き、訴えはへっていった。

 

・Lさん

5分でも歩くと汗が噴き出し、電車では恥ずかしくて窓の外しか向けない。

また、肌が弱く、タオルによっては拭うと湿疹がでるとのこと。

元々腰痛が強く、すべり症と診断されている。

問診中から話が止まらず、常に興奮している状態。

コロナになってから外出する機会が減り、体重が増えた。

水分量は多いが、汗をかくので、トイレはあまり行かない。

一人暮らしの主婦で、買い物は運動のために少し離れたスーパーまで行く。

1か月半週に1度、1か月10日に1度で維持。

数回で汗は収まり、今まで熱いと言っていた気温の日でも、肌寒さを感じるようになった。

また、汗の量が明らかに減ったため、トイレの回数が増えたとのこと。

汗が出なくなった分、尿として排出するようになっている。

のどが乾かないのであれば、水分量を2リットル前後に抑えるように指導。

期間を開けてからは落ち着いている。

また、体重お少し減ったとのこと。

自律神経が整い、循環が良くなったことで、代謝があがったため。

⑦めまい、ふらつき

・Mさん

病院でめまいの薬をもらっていたが、全く効果がない。

医師に訴えるが、それ以外の方法はないと突っぱねられている。

胃もたれも強く、げっぷなども出ている。

特に寝起きが凄まじく、無理やり身体を起こしたは良いものの、後ろに倒れて頭をぶつけたことも。

眼がグルグルと周り、戻してしまったことも。

主婦で、家にこもっていることが多いものの、めまいなどで動けず、仕事を引退した旦那さんが家事をしている。

人の良い旦那さんだが、旦那さんに迷惑をかけているというのもストレスになっている。

2か月週に2度、3か月週に1度、10日に1度を維持。

寝起きに多いとのことで、枕の高さを指導。

また、日常的にめまいがあり、動けなくなっていたため、全身状態も非常に悪い。

めまいが一時的に無くなっても、動かない上、姿勢が悪いせいで、身体を固めてしまうことが多い。

姿勢指導はしているものの、筋力があまりに弱く、直ぐに戻ってしまう。

2か月ほどして、めまいの頻度が減った。

少しづつ動けるようになり、家事も手伝えるようになったとのことで、段階的に回復してきている。

胃もたれはいつの間にか消失したとのこと。

 

・Nさん

めまいが強く、特に天気の悪い日は強く出る。

寝てトイレに目が覚めた時や、朝起きた時、夕方など、規則性はほとんどない。

日によって全くでないこともあり、病院では一過性のものと言われ、めまい薬をだされたとのこと。

耳小骨(耳の中の石)や、メニエール病の検査もしてもらえなかった。

首肩周りの筋肉は非常に固い。

以前は喫茶店をしており、ケーキを沢山作ってきたとのこと。

規則性はないものの、天気の悪い日に出やすいとのことで、自律神経の影響は明らか。

首肩周りが固まることで、耳関連の個所への血流も悪い。

検査をしておらず、診断が出ていないものの、メニエール病に近いと考えられる。

週に1度を継続。

終了時はすっきりとなくなるが、数日するとまた出そうになる。

その間隔は少しづつ伸びてきているとのこと。

⑧のどの渇き、のどの苦しさ

・Oさん

なんとなくのどの苦しさがずっとある。

首から落ちたことがあり、むち打ちのような状態になった。

治療はしていたものの、完治する前に痛みがなくなったので、治療に行かなくなった。

そのうち、のどの苦しさを感じ始め、病院で薬をもらった。

薬を飲むと半日程度は苦しさがまぎれるが、10時間くらいで、

また苦しくなるのではないか、と恐怖が先に立つとのこと。

 ジムに勤めており、本人もかなりトレーニングを積んでいる。ムキムキ。

 

そもそも筋トレをし過ぎて筋緊張が強くなり、のど回りの筋肉が固くなっている。

半年週に1度、3か月10日に1度で維持。

施術後は息苦しさがなくなるものの、1日すると薬を飲まないと苦しくなる恐怖で薬を飲む。

2~3日すると、半日は余裕で持つようになるが、12時間の段階で仕事の関係上飲まざるを得ない。

少し身体を痛めて筋トレができない期間は、1日持つとのこと。

治るまで筋トレをやめるよう指導したが、筋トレは続けたいとのことで、頻度は高めに設定。

 

・Pさん

のどの苦しさが朝起きてからあり、夕方にピークが来る。

肩こり、腰痛も出ている。

介護職で無理な姿勢で姿勢介助などを行うとのこと。

仕事の関係上水分量は取りにくい。

コーヒーが好きで、仕事の前後に毎日飲む。

コーヒー禁止、水分量を気を付けて増やすように指導。

1か月週に1度、1か月10日に1度、1か月2週に1度、1回3週に1度、その後は月に一度。

息苦しさは割とすぐ抜けたが、肩こりと共に再発する。

仕事の関係上、人が居なかったりすることがあり、その際には特に息苦しさは強くなる。

介助姿勢の指導などを行いながら、身体の負担を減らすことで、息苦しさは出にくくなっていった。

⑨イライラ、不安感

・Qさん

様々なことが不安になり、成人済みの子供に過干渉になってしまう。

また、旦那にはイライラするようで、一緒に住んでても細かいことが気になる。

それらに対して、自分自身をせめて更にストレスになる悪循環。

ふさぎこむため、外のコミュニティに入るのも億劫で、外出も他者に会うのがストレス。

そのため、全身に慢性的な不調が起きており、余計に活動がしにくくなっている。

銀行員で他者に対しては仕事が遅いのが気になる。

2か月週に1度、1か月2週に1度、3回3週に1度を維持。

慢性的な体調不良が治ることで、様々なことに対して寛大になり、娘は気にしすぎなく、旦那のこともあまり気に留めなくなった。

他者とのかかわり自体はあまり好きではないものの、健康のためにと、一人で音楽を聴きながらウォーキングを始めた。

ウォーキングを始めたことで体力が付き、昔の気があう友人と日帰り旅行などに行くようになった。

仕事も互いにフォローをしあえるようになったとのこと。

 

・Rさん

情緒不安定で、施術中、問診をしていると泣き出す場面があった。

泣いた理由は自分でも良く分からない。

急に涙が出ることがあるとのこと。

新婚だが、生殖器系に持病を持っており、それらも気になるため、ネガティブになっている。

また、旦那がYouTubeを見て笑っているとイライラする。

基本的には旦那とは仲が良い日もあり、ライブなどにも行っていた。

その差が自分の中でもきついとのこと。

事務職でデスクワークが殆ど。

1か月週に1度、2か月2週に1度、3週に1度を継続。

徐々にメンタルは落ち着き、施術中は寝息を立てて眠ることも増えた。

旦那に対してはYouTubeを一緒に見て笑う余裕も出てきたとのこと。

差がなくなったことでストレスが減り、体調は良好。

また、身体が整ったことで、生殖器系の薬も減った。

3.総括

以上になります。

自律神経系の症状は総じて治るのに時間がかかります。

そして、薬を飲んでごまかしている方、無理をしている方は更に時間がかかります。

 

基本的な改善の仕方としては、

週に1度を4~6回。

2週に1度を2~4回。

3週に1度を1~2回。

そして、月に一度のケアをしていく、というイメージで良いと思います。

 

ただし、普段の生活の負担が大きかったり、筋トレ、スポーツなど身体に負担が多い方や、

仕事でのストレスが多く、普段の姿勢を気を付けることのできない方の場合は、増えます。

逆に、普段の姿勢を気を付け、ウォーキングなど、身体を緩める習慣のある方の場合には、

改善は早くなり、回数が少なくなると思ってください。

 

また、何十年も困っている、という方に関しては、かなり改善が遅くなります。

上の例でいうと、週に2回来ている方などですね。

長年困る、薬でごまかす前に来られる方が多いですが、

上記のどちらかを続けている方は大幅に回復が遅くなります。

 

逆に言えば、今その状態であるのなら、お早めにご連絡ください。

これ以上放置していると、もっと時間がかかるようになってしまいます。

4.関連リンク

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電話

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