頭痛が治らない・・それ、三叉神経痛(顔面神経痛)じゃないですか?おでこが痛いですか?

三叉神経痛(顔面神経痛)の患者さんが増えています。

 

頭痛と思ったら、三叉神経痛、

という方が多いのです。

 

三叉神経とは、顔の感覚神経です。

 

以前は顔面神経痛と言われていたのですが、

顔面神経は顔の筋肉を動かす神経で、

感覚の働きをしてないので、

名前が正しい方に変更されました。

 

これの厄介なところが、

三叉神経はちょうど頭と顔の、

わかれるところに神経を伸ばしているところです。

 

大人の場合は、

おでこが痛い、額が痛いなど、

場所を比較的明確に言えます。

 

副鼻腔炎や知覚過敏など、

顔に痛みが出る症状を知っているからですね。

 

しかし、

子供や学生さんの場合、

まだそういう知識がないので、

おでこでも「頭痛」という表現になるのです。

 

勿論、大きいくくりでは頭痛になるのですが、

頭痛と三叉神経痛では対応が異なります。

 

下手な整体に当たると、

頭痛の治療で三叉神経痛を悪化されることもあります。

 

・・・というか、当院の患者さんでそのパターンがあったのです。

 

このページでは、

頭痛と三叉神経痛の違いや、

見極め方、対応などについてお伝えしていきます。

目次

1.三叉神経痛(顔面神経痛)を手軽にチェック

1-①三叉神経痛の痛みの場所とは?

1-②三叉神経痛と頭痛の違い

1-③意外と多い中高生の三叉神経痛

 

2.三叉神経痛の発症を引き起こす要因

2-①三叉神経痛になりやすい人

2-②三叉神経痛が出る原因とは?

2-③様々なタイプの三叉神経痛

 

3.三叉神経痛と姿勢の関係

3-①三叉神経痛は首が悪いとなります

3-②三叉神経痛と起立性調節障害

3-③注意:頭痛薬や市販薬の使用による三叉神経痛への移行

 

4.総括

 

5.関連リンク

1.三叉神経痛(顔面神経痛)を手軽にチェック

大人の場合は、まだわかるのですが、

学生などの場合は、親御さんが再確認してください。

 

もし、病院に行っているのであれば、

先生に「三叉神経痛ではないですか?」

と聞いてみるのも良いかもしれません。

 

病院での対応は変わらないと思いますが・・・。

整体院のブログの記事で考えを変える先生もいないでしょうけどね(笑)

①三叉神経痛の痛みの場所とは?

まず、痛みのある場所、

その中心に手のひらの真ん中を当てて下さい。

 

もし、その場所が、

前髪の生え際であったり、

眉毛の上だったりすると、

三叉神経痛の可能性が高いです。

 

痛みの質としては、

神経が過敏になったような痛みで、

ズキズキ、ドクドクなどでは表現しにくいです。

 

人によっては、常に鈍痛、

逆に鋭い痛みだったり、

痛みの質は異なります。

 

ただ、痛みは常に一定で、

ふとした時に痛みが治まると、

そのまま痛みが落ち着きます。

 

この痛みが消えるきっかけは人によって異なります。

ただ横になっていたり、座っていたり、

何もきっかけが無くても良くなります。

②三叉神経痛と頭痛の違い

三叉神経痛と頭痛の大きな違いは、

場所と痛みの質、原因です。

 

原因に関しては後ほど詳しく書いていきます。

 

頭痛は一般的には、

片頭痛の出る頭の横側や、

後頭部、頭頂部などに多いです。

 

三叉神経痛の場合、先ほど書いた通り、

生え際やおでこに出ます。

 

そして、悪化した場合には、

頬骨、顎など、顔にも痛みが伴います。

 

痛みの質は、頭痛は

ズキズキと締め付けられるような痛みや、

ドクドク血流の流れの痛みになります。

 

それに対し、三叉神経痛は、

表現が難しい痛みのようです。

 

さらに厄介なのが、

鋭い痛みと鈍痛の両方があり得るところです。

 

これは状態によって、

感覚神経の過敏性の問題でしょうね。

 

最初は鋭い痛みで、

徐々に鈍痛が強くなる感じかと思います。

 

なので、鋭い痛みのほうが治りやすいと思っています。

③意外と多い中高生の三叉神経痛

何故三叉神経痛のページを書こうかと思ったのか。

それが、ここに尽きます。

 

何故か、中高生の三叉神経痛が多いのです。

 

最初、起立性調節障害で問診される子が多いのですが、

話を聞いていると、

それより前に頭痛があり、

その痛みが少し落ち着くとともに、

起立性調節障害が出る、という子が数名連続でいました。

 

病院に行って薬を飲んでも治らない。

注射など、新しいものを試したが治らない。

接骨院で終わった後は良いが、すぐに再発する。

 

この辺りは三叉神経痛の可能性が大きいです。

なので、まずは上記の確認をして、

もし三叉神経痛に該当するようでしたら、

治療方針を変える必要があります。

 

まずは、頭痛が治らない場合、

再度子供にも確認してください。

 

もし、整体などに行っているのであれば、

再度先生に何故治らないのかを確認してください。

2.三叉神経痛の発症を引き起こす要因

三叉神経痛が増えている理由。

これは簡単ですね。

ストレートネックが増えているからです。

 

そして、それと同時に、

変な姿勢が広まっているからです。

 

首が出ているのは猫背のせいだ!

首が前にあるのはおかしい!

 

と、胸を張りすぎると、

首がさらに前に出て、

腰は反り、なで肩の様になります。

 

三叉神経痛の出ている方は、

いずれも姿勢を注意され、

良くするように気を付けている方でした。

①三叉神経痛になりやすい人

これはスマホを多くする方、

立ち仕事の方、

筋力がある方、

生真面目な方など、です。

 

俗にいうスマホ首は、

ストレートネックの状態なので、

まずはやり方を変えてください。

 

立ち仕事の方は、

変に胸を張らないでください。

 

筋力のある方は、

猫背に感じるかもしれませんが、

実は筋肉が大きいので背中が丸くなっているだけ、

ということもあります。

 

生真面目な方は、

一般的な綺麗な姿勢を目指しがちですが、

綺麗な姿勢と良い姿勢は別です。

 

基本的に、三叉神経痛だけでなく、

色々な症状がある場合、

姿勢が間違っているというのを自覚してください。

 

ほめられるというのは関係ないです。

まずは姿勢が間違っている、というところからスタートしましょう。

②三叉神経痛が出る原因とは?

三叉神経が圧迫され、過敏になることで、

神経が痛みを訴えます。

 

その神経を圧迫する原因は、

筋肉、骨、血管が影響しています。

 

病院的には動脈が圧迫している、

ということが多いみたいですね。

 

整体的には、頸椎(首の骨)の位置が問題と考えます。

三叉神経痛が出る方のほとんどは、

耳の後ろの筋肉がものすごく張っています。

 

この筋肉は胸鎖乳突筋と言われ、

その筋肉が固い限り、顔が前に行き、

神経の通り道を色々なもので圧迫するのです。

 

カイロのように、ぐりっと治せば一時的に良くなるのですが、

結局筋肉が固く、悪い姿勢は残っているので、

再発はしますし、下手すれば悪化します。

 

当院に来られている方は、

その粗雑なカイロの影響で悪化し、

回復が悪くなっている方もいました。

 

骨の位置を戻すよりも、

圧迫されない姿勢を取れるようになるのが重要だと思ってください。

③様々なタイプの三叉神経痛

三叉神経痛にはいくつかタイプがあります。

タイプというか、痛みの出方ですね。

 

まず、当院に来られる

一番オーソドックスなのが、

おでこ回りが痛いパターンです。

 

オーソドックスというか、

頭痛かと思ったら三叉神経痛だった、というパターンですね。

 

この場合、回復までには比較的時間がかかります。

 

次に、唇や、頬など、

局所的なところに切れるような痛みがあるパターンです。

 

これは比較的軽症で、

他の治療をしていると一緒に良くなります。

 

知覚過敏や副鼻腔炎かと思って、

と言っていたら勝手に治っているパターンですね。

上記に比べると、回復は早いです。

 

そして、一番厄介なのが、

上記2つが合併している上、

頭の横にでる片頭痛も一緒にあるパターンです。

 

これは、はっきり言って、時間がかかります。

どんな状態か、よりも今すぐ治療を始めてください。

そのほかにも問題は沢山出ているはずです。

3.三叉神経痛と姿勢の関係

三叉神経痛は原因不明とされることも多いようですが、

要するに問題は姿勢です。

 

病院や医療で原因不明とされるのは、

殆どが姿勢の影響です。

 

勝手に体が悪くなるなんていう、

恐ろしいことは起きません。

①三叉神経痛は首が悪いとなります

上記にも書いた通り、

ストレートネックになると、リスクが上がります。

 

顎、引けますか?

肩よりもものすごく前にありませんか?

背中、真っすぐになっていませんか?

 

これらが該当すると、

三叉神経痛のリスクは上がります。

 

そして、恐ろしいのが、

首肩の凝りの症状がない場合もあることです。

 

三叉神経痛は先に書いた通り、

筋肉や血管、骨が圧迫するので、

神経が過敏になり、痛みを出します。

 

なので、ほぼ間違いなく、

首肩の凝りがあるのですが、

学生さんの場合、その症状が無かったりします。

 

症状がないのが一番問題です。

筋肉は悪化し過ぎると、

感覚がマヒするので、

症状を感知しなくなります。

 

・・・つまり、マヒしてしまっているんですね。

多くの場合、首肩の凝りは最初に出ます。

 

しかし、それを放置したままにすると、

頭痛や、今回の三叉神経痛のような、

厄介な症状になってしまうわけですね。

②三叉神経痛と起立性調節障害

学生さんの場合、

これらはほぼ間違いなくセットです。

 

朝起きられないというのですが、

そりゃその首の状態じゃ起きれないでしょう、

ということが殆どです。

 

起立性調節障害の一番の問題は、

頭へ血流が行きにくいことです。

 

首が詰まると、血液の通り道が詰まるので、

頭への血流が悪くなるのはある意味当たり前です。

 

そして、大体の場合、

頭痛が一緒に出ます。

 

その頭痛が、

三叉神経痛であることも多いのです。

 

もし、起立性調節障害と頭痛が一緒に出ている場合、

三叉神経痛の可能性も考えてくださいね。

③注意:頭痛薬や市販薬の使用による三叉神経痛への移行

ただの首肩の凝りが三叉神経痛へ移行する。

その一番の原因は痛み止めなどの多用です。

 

痛み止めが悪いのではなく、

痛み止めをすることで、

さらに姿勢や生活が崩れるので、

結果的に不調が強くなります。

 

そんなことないかと思いますよね?

でも、皆さん心当たりがあると思います。

 

例えば、腰痛があれば、

腰をいたわりますよね。

 

負担がかからないように、

物を持つときはしゃがんだり、

そもそもカートなどを使って、

腰に負担のかからないものを選択するかと思います。

 

しかし、腰痛が無くなったら、

また以前と同じような生活に戻りますよね。

 

そのように、痛みがなくなると、

気を付けることがなくなるので、

症状が悪化することは良くあることなのです。

 

頭痛があるから、少し姿勢に気を付けたり、

水分摂取に気を付けたり、

睡眠時間を延ばす。

 

しかし、痛み止めで痛みが減れば、

姿勢は適当になり、水分摂取や、

食事も適当になります。

 

その結果、痛み止めで痛みはなくなっていたものの、

痛み止めが効かないほどの痛みが出たり、

悪化して、別の症状がでる、ということになるのです。

 

痛み止めを飲むのは良いです。

ただ、痛み止めを飲んだ上で、

体をいたわらないと、

悪化するのは当たり前なのです。

4.総括

三叉神経痛は原因と、病状をはっきりさせ、

ちゃんとそれにあっている治療を行うのが重要です。

 

痛み止めは治療ではなく、

その名の通り、痛みを止めているだけです。

 

本当に良くなりたいのか?

それを再度考え、ちゃんとした治療をしてくださいね。

また、どこに行っても治らない頭痛は当院にご相談ください!

5.関連リンク

住所

 〒276-0023

 千葉県八千代市勝田台1丁目24-7  中条ビル202号室

 

電話

 070-9010-6258 

メール

 nio.seitai@gmail.com

 

LINE


志津、ユーカリ、大和田、勝田台、佐倉、千葉、八千代、小学生の整体、中学生の整体、高校生の整体、高齢者の整体、姿勢改善、骨盤矯正、背骨調整、マッサージ、整体、カイロプラクティック、腸揉み、姿勢矯正、DRT、ダブルハンドリコイルテクニック、自律神経、自律神経失調症、不定愁訴、体調不良、頭痛、不調、不眠、火照り、めまい、耳鳴り、耳のつまり感、起立性障害、息苦しさ、呼吸のしにくさ、朝の不調、高血圧、低血圧、頻脈、眠気、冷え、眼精疲労、痛み、痺れ、麻痺、固さ、痙攣、吊りやすい、胃もたれ、逆流性胃腸炎、下痢、便秘、吐き気不登校、発達障害、うつ病、統合失調症、認知症、アルツハイマー、ASD、ADHD、首の懲り、肩こり、腰痛、痛み、手足の痺れ、膝の痛み、頚椎ヘルニア、腰椎ヘルニア、脊柱管側索硬化症、腰椎すべり症、腰椎分離症、腰椎分離症、五十肩、ぎっくり腰、寝違え、変形性膝関節症、鵞足炎、シンスプリント生理痛、頻尿、ED、勃起不全、温度関係なく火照り、寒気、発汗、情緒不安定、抑うつ、イライラ、不安感、朝や休日の倦怠感、極度の緊張、ドキドキ、不眠、動悸、気象病、寝ても眠い、疲れが取れない、アトピー、湿疹、三叉(顔面)神経痛、顔面神経麻痺、坐骨神経痛、足の巻き爪、足の親指先、小指先の痛み、外反母趾、内反小指、セミの声が聞こえない、瞼が上がらない、メニエール病、転んだあとの身体の痛み、手が氷みたいに冷える、足の裏が火照る、ばね指、テニス・ゴルフ・野球肘、顎関節症、マスクでの顎の痛み、動いたときの関節の音、起立性低血圧、アレルギー、花粉症、水虫