腰痛が良くならない理由

腰痛の方は多く、病院で検査しても、問題ありません、と言われる方は多いようです。

かくいう私もテニスをしていたので、高校生の頃から腰痛持ちでした。

 

よく接骨院に行っていたのですが、一時的にはよくなりますが、

しばらくすると再度痛みが出る、というのを繰り返していました。

 

しかし、今は腰痛はなく、月一メンテナンス程度で維持できています。

それは、結局腰痛の根本原因が違ったから、治ることなくずっと出ていたわけですね。

今はそれが分かっているので、なる前に、というか、普段から気にすらしていません。

 

では、それはなんなのでしょうか?

このページでは、何故腰痛が良くならないのかを説明していきます。

腰椎すべり症の診断を受けている方の場合には、下記リンク先のページをご覧ください。

目次

1.そもそも腰痛とは?

1-①病院で診断結果が出ない理由

1-②マッサージ、整体、カイロで良くならない理由

1-③一時的に良くなってもすぐに痛みが再発する理由

1-④体重を落とせと言われる理由

1-⑤マッチョでも、スリムな女性でもなる理由

 

2.どうすれば治るのか?

2-①筋肉を緩める

2-②そのために、骨を整える

2-③悪くならないために、良い姿勢を取る

2-④間違っている良い姿勢を認識しなおす

 

3.総括

 

4.関連リンク

1.そもそも腰痛とは?

多くの方が間違えているのですが、腰痛は何も骨がおかしくなるものではありません。

今はあまり見ないかもしれませんが、地方にいる腰の曲がったお年寄りでも、腰痛のない方はいます。

骨が原因で痛みが出ているとしたら、ありえない話だと思いませんか?

 

また、「いつの間にか骨折」と言われる腰椎圧迫骨折も、

人によっては骨折をしていることに気が付かないこともあります。

そのため、腰の骨は、痛みに関しては直接は関係していないのです。

 

結論を言えば、腰痛は腰回りの筋肉が炎症を起こしているせいで起きています。

そのため、病院でいくらレントゲンをとっても原因不明で意味がないのです。

手術で痛みが減るのは、神経の通り道を良くすることで、神経が正常化するのと、

単純に手術をすることで腰の筋肉が休まるからだと思います。

なので、数年たつと痛みが再発してくるのです。

 

腰の痛みが出る原因は腰の筋肉の炎症です。

原因は大きく分けると2つあります。

1.姿勢が悪い

2.重いものを持つことが多く、その際の身体の使い方が悪い

①病院で診断結果が出ない理由

基本的には、病院というのは客観的に評価できるものが必要です。

保険というものが使われるので、当たり前と言えば当たり前ですね。

 

現在、筋肉の固さを調べる病院はなければ、筋肉の固さを調べる検査も殆どありません。

そのため、腰痛や膝の痛み、坐骨神経痛などはすぐにレントゲンを撮るのです。

 

しかし、レントゲンで写る状態というのは本当に悪化している状態です。

それこそ、腰椎すべり症、脊柱管狭窄症、椎間板ヘルニア、圧迫骨折など、

完全に骨が変形しきっている状態でないと、診断は出ないのです。

 

そのため、筋肉の炎症などと無理やり理由をつけ、

湿布や痛み止めなどを処方するしかないのです。

上記は両方とも炎症を抑えるものですので、改善することはないわけですね。

 

腰痛の方は、腰の炎症を起こしている原因があるわけなので、

単に炎症を抑えたところで、再発するのは当たり前なのです。

②マッサージ、整体、カイロで良くならない理由

私も、一時期指圧、マッサージだけで腰痛を取ろうとしていた時期がありました。

勿論、上記のものでも炎症そのものは収まります。

しかし、終わったときは痛みが減っても、しばらくしたら戻る、という方は多いです。

 

これも、上記と同じで、痛みの原因をのものを解消していないからです。

痛みの原因そのものが取れれば、はっきり言って、何でも良いのです。

極論を言えば、痛みの原因を改善しながら、湿布でも良いと思います。

 

ただし、原因を取りきるためには、湿布のようなものでは遅すぎるため、

可能であれば、マッサージや整体、カイロを組み合わせるほうが良いのです。

 

痛みの原因とは、腰の筋肉が炎症を起こしている原因です。

それを突き止めないと、腰痛は出て消えてを永遠に繰り返すことになります。

③一時的に良くなっても、直ぐに痛みが再発する理由

上記の通り、いかに素晴らしい施術を受けても、

原因が変わっていなければ、絶対に治ることはなく、

その場しのぎでしかないため、直ぐに痛みが再発します。

 

恐らく皆さん言われると思うのですが、

「良い姿勢を取って下さい」

というのが正解なのです。

 

しかし、良い姿勢というのは、殆どの人が間違えています。

大体の方が反り腰になっているのです。

それが改善しないと、痛みがなくなることはありません。

 

また、仮に反り腰になっているのであれば、後ろから前にグイグイ圧すのは、

ハッキリ言って殆ど意味がありません。

勿論、腰の筋肉そのものが柔らかくなれば、痛みは減ります。

しかし、腰の筋肉だけを緩めても、反り腰は治りません。

④体重を落とせと言われる理由

私も明らかな肥満なので、腰の負担はかかりやすいです(笑)

病院で腰痛というと、

「まずは体重を落としてください」

と言われることも多いのではないでしょうか。

 

肥満というのは、基本的にお腹が大きくなります。

内蔵脂肪、皮下脂肪共にお腹周りにつきやすいからですね。

そして、お腹が大きくなると、腹筋が使いにくくなるので、

腰の筋肉ばかりを使うことになり、腰の筋肉に炎症を起こすのです。

 

妊婦さんが腰痛になるのも同じ理由ですね。

逆に言うと、肥満は常に妊婦さんのような状態になっていると思ってください。

 

しかし、妊婦さんと違い、ただの肥満の場合には、腹筋を使えば良いのです。

お腹に子供がいる場合には危ないですが、肥満の場合には、

お腹の中にいるのはただの脂肪ですから。

なので、肥満でも腰痛がない人は、しっかりと腹筋が使える人です。

 

その分、普通の人よりも腹筋を意識しないといけないので、

理由がない限りは基本的には体重を落とすのが腰痛軽減には一役買います。

⑤マッチョでも、スリムな女性でもなる理由

肥満じゃないのに腰痛がある、という方もいると思います。

そういう方は、上記の通り、反り腰になっている方が殆どです。

 

まずは、マッチョの方ですが・・・。

姿勢を維持する腹筋と、バキバキに割れているシックスパックは、

本来は使われ方が違うので、腹筋がバキバキでも意味がありません。

 

そして、マッチョの一番悪いところは、腰ベルトをして筋トレするところです。

本来、腹筋などを使い、体幹を安定させて身体は使われるのですが、

腰ベルトはその腹筋の意識をしないで良いため、

本来支えられる以上の重量を持ち上げられてしまうのです。

 

ということは、腹筋はしょぼいのに、

胸筋や背筋などは無駄に大きな筋肉になってしまいます。

そうなると、猫背の反り腰という最悪の身体になるのです。

 

私も筋トレが好きなのでジムには通っていますが、

健康のために筋トレをしている方の場合には、今すぐに腰ベルトの使用をやめ、

体幹が耐えられる程度の重量でやってほしいと思います。

 

勿論、アンバランスで使えない、見た目だけの筋肉が欲しいのであれば、

ご自由にしていただいてよいと思っています。

 

スリムな女性の場合には、単純に腹筋の量も少ないので、腰痛になります。

体重を落とすのが最優先になっているため、筋肉も落としてしまうのです。

 

また、反り腰の方が見た目は綺麗に見える、という問題点もあります。

女優さんやモデルさんが反り腰で写真を撮っていることが多いらしく、

それにあこがれて同じ姿勢を取る、という方が多いようです。

 

ただし、両方共、安易に腹筋をすることはやめてください。

大体間違えた腹筋をすることで、腰痛になる方がいます。

反り腰にならないように気を付ける程度にしてくださいね。

2.どうすれば治るのか?

原因を取り除き、腰に炎症を起こさないようにすれば良いです。

1に書いた通り、腰痛には原因が大きく分けると二つあります。

姿勢の影響と、重いものを持つ影響ですね。

 

姿勢の場合には姿勢を治せば良いです。

重いものをもつことが多い方は、そもそも持ち方を変えないといけません。

逆に言えば、重いものを持つことの多い方は、

筋肉自体はしっかりとついているはずなので、

身体の使い方を変え、それになれれば痛みは出なくなります。

 

では、当院ではどうやって腰の治療をするかを説明しますね。

①筋肉を緩める

先にも言った通り、腰痛は筋肉の炎症です。

そして、筋肉は固いのに使われることで、炎症を起こします。

 

そのため、当院では腰の筋肉を柔らかくすることで、

炎症を抑え、炎症の起こりにくい柔軟性を獲得します。

その際に当院では指圧を提供しています。

 

また、腰だけではなく、お腹側にも原因があるので、

お腹のマッサージもしていきます。

腰痛の強い方ほど激痛ですが、緩んでいけば痛みは減っていきます。

②そのために、骨を整える

強い炎症を起こしている筋肉はいきなりマッサージをすると、痛みが強いです。

そのため、まずは骨を整えるところから始めます。

 

また、腰痛のある方の場合には、骨が歪んでいることが非常に多いです。

病院のレントゲンなどでは問題ない歪みでも、

我々整体師からすると、問題のある背骨の歪みは多いのです。

 

その背骨が歪んだままの場合には、筋肉の緩みも悪く、

また、そのままにすれば、そこに負担がかかりやすくなります。

 

そのため、筋肉を緩める前に、骨の調整を行うのです。

③悪くならないために、良い姿勢を取る

これが、本当に意味で腰痛を治すための方法になります。

先に言った通り、腰痛は基本的に姿勢の影響で起きます。

なので、良い姿勢を取らない限りは、一生治りません。

 

施術に関しては、良い姿勢を取るために行っています。

背骨が整い、筋肉が柔らかくなることで、

良い姿勢を取りやすくなり、腰痛が根本からよくなるのです。

 

ただし!

背骨が歪んで、筋肉が固い場合には、そもそも良い姿勢は取れません。

歪んだ背骨は自力では動きませんし、背骨が歪むと筋肉は働きにくいです。

 

勿論、状態が良ければ、意識だけで治せる方は多いですが、

今まで何件も整体や病院を変えている方の場合には、

変な癖がついていることも多いので、回数がかかる場合があります。

④間違っている良い姿勢を認識しなおす

健康志向の方に多いのですが、姿勢を間違えているせいで腰痛が起きます。

ただし!

元々健康志向の強い方の場合には、努力出来るので、

比較的簡単に良い姿勢が取れるようになります。

 

どこかしらに痛みが出ているということは、姿勢が悪いのです。

そして、その姿勢が間違っているということの証明になります。

まずは、良い姿勢をちゃんと認識するところから始めましょう。

 

また、重いものを持つ方の場合には、物を持つときの方法や、

腰に負担をかけない方法をお伝えしています。

 

具体的に言えば、物はしゃがんで盛ったり、

コルセットの使い方ですね。

3.総括

腰痛の方は年々増えています。

スマホの普及、悪い姿勢など、原因は様々です。

だからこそ、正しい姿勢を覚え、身体の負担を減らさないと、

永遠に身体が良くなるということはないです。

 

そして、腰痛治療は早ければ早い方が改善は早いです。

痛みの軽い方は整骨院などで電気を当ててもらうだけでも良くなります。

それで治ったら、あとは良い姿勢を意識してください。

 

それでも治らない方は、当院で治る身体を作り、

良い姿勢を覚えなおしましょう。

4.関連リンク

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