自律神経失調症の症状とは何か(2023年版)

当院における自律神経失調症の

一番新しい考え方です!

 

自律神経失調症の厄介なところは、

時代によって少しずつ特徴や背景が変わるところだと思います。

 

2010年に整体業界に入り、

2022年に開業しましたが、

この間だけでも状況は大きく変わり、

困っている症状も大きく変わっています。

 

なので、毎年新しい情報を発信するのは、

意味があることだと思いました。

 

毎年、11月に新しく情報を書いていきます。

もし、過去版であれば、新しいところを見るようにしてください!

目次

1.自律神経失調症の症状とは何か

1-①自律神経失調症とは

1-②自律神経の働きとバランス

1-③自律神経失調症になりやすい人の特徴

 

2.自律神経失調症の症状

2-①交感神経と副交感神経の乱れ

2-②心身のストレスによる影響と症状

2-③身体の異常反応と症状

 

3.自律神経失調症の治療と予防

3-①薬、サプリ、セルフケアでは整わない

3-②重要なのは生活習慣での予防

3-③なぜ整体で効果が出るのか?

 

4.総括

 

5.関連リンク

1.自律神経失調症の症状とは何か

自律神経失調症が厄介な理由は、

検査でわからず、原因不明とされるところです。

 

頭痛もめまいも耳鳴りも、

病院では原因がわからないため、

結局、自律神経が問題、とされます。

 

簡単に言うと、

良くわからない症状は全て自律神経失調症とされるわけです。

 

頭痛もめまいも耳鳴りも、

原因が解ればそれに合わせた病名が付きます。

 

しかし、わからないので、

適当に自律神経失調症と言われ、

それで終わりになってしまうのです。

①自律神経失調症とは

自律神経失調症は、その名の通り、

自律神経のバランスが乱れていることです。

 

失調とは、つり合いが取れないことで、

すなわち、交感神経と副交感神経のバランスが乱れることです。

 

なので、自律神経が乱れて耳鳴りやめまいが出るのではなく、

細かく言えば、交感神経が高ぶって、筋肉が固まり、

血流が悪くなったり、骨が歪んだり、神経が誤作動を起こして、

様々な症状が出る、というのが正解なのです。

 

なので、症状が頻繁に出ている場合、

単純に自律神経が原因ではなく、

筋肉や骨、関節、神経、血流の方が問題と言えるのです。

 

だって、自律神経関係なく症状が出るのですよね。

失調ではなく、単純にスイッチが入りっぱなしなので、

いくら自律神経を整えようとしても、無駄といえるのです。

 

症状に波があるのが、自律神経失調症です。

常に症状がある場合、もはや自律神経の問題ではありません。

②自律神経の働きとバランス

自律神経は、交感神経と副交感神経があります。

この両者がうまく切り替わることで、

体を上手に働かせているのです。

 

交感神経はアクセルで、

副交感神経はブレーキです。

 

このバランスが取れないと、

不眠になったり、眠すぎたりするのです。

 

つまり、1の方で書いた通り、

これが必要な時に働かなければ、失調。

片方が常に働いてしまえば、失調ではなく、

ただの病気になってしまうのです。

 

交感神経が働きすぎれば、躁病。

副効果神経が働き過ぎれば、うつ病のような感じですね。

 

このバランスをとるのが、

自律神経失調症の治療になります。

③自律神経失調症になりやすい人の特徴

では、何故自律神経が失調してしまうのか?

 

これは、片方の自律神経が過剰に使われる状態が続くからです。

 

例えば、常に興奮していれば、

交感神経が働き過ぎてしまいますし、

常にリラックスしていれば、

副交感神経が働き過ぎてしまいます。

 

ただ、現代の社会においては、

ストレス社会といわれるように、

常にイライラ興奮していることが多いです。

 

そのため、基本的には、

交感神経が過剰に働き過ぎてしまうことが殆どです。

 

ただ生きているだけでも、

交感神経が昂りやすい世の中なので、

そこにさらに興奮しやすい生活をすると、

自律神経失調症になりやすいです。

 

なので、自律神経失調症になりやすい方は、

まじめで勤勉な方

常に忙しくエネルギッシュな方

健康情報をこれでもかとする方

プライドが高く努力家な方

臆病な方

などなど、基本的には前向きで、頑張る方に多いです。

 

頑張っている間は症状がないのですが、

ふと休息が入ると色々な症状が畳みかけてくるのが特徴です。

2.自律神経失調症の症状

自律神経失調症の症状は多岐にわたりますが、

巷で言われる症状は自律神経以外も多数あります。

 

例えば、肩こり腰痛や頭痛などは、

そもそも自律神経の問題ではなく、

該当部位の筋肉が固いせいで起きる症状です。

 

ただ、その症状にも差があり、

日によって出る症状は自律神経、

それ以外はそもそも筋肉の問題と言えます。

 

自律神経そのものの問題で言えば、

実際には不眠やイライラ、不安感が強い、

朝の不調、低血圧、倦怠感、疲労感、うつ病など、

感情や気分の症状が多いです。

①交感神経と副交感神経の乱れ

交感神経が強く働くと、痛みやしびれ、張り、体の固さなどが出ます。

副交感神経が強く働くと、だるさ、倦怠感、眠気、低血圧などが出ます。

 

なので、これらによって対策は全く異なるわけです。

ちなみに、巷に多数ある自律神経調整というものは、

これらの分別があいまいなので、あまり効果が無かったりするのです。

 

ただ、これで難しいのが、

単純に働いてない方を強く働かせれば良い、

というものではないところです。

 

自律神経失調症の一番の問題は、

働くべき時に、必要な自律神経が働かないところです。

 

例えば、眠るときに副交感神経が働かなかったり、

起きて活動するときに交感神経が働かないなど、

スイッチの切り替わりがうまくいかないのです。

 

その切り替わりに関しては、

自分でスイッチを入れ替えるよりも、

スイッチが勝手に切り替わる体つくりが重要なのです。

②心身のストレスによる影響と症状

ストレス社会といわれるように、ストレスが問題と言われますが、

ストレスとは、何も精神面だけの話ではありません。

 

働き過ぎればストレスですし、

休息がなければ、それもストレスです。

食べ過ぎれば内臓にストレスが溜まりますし、

お酒、たばこ、カフェインなども心身にストレスをかけます。

 

別にストレスがたまることはない・・・。

という方でも、自律神経が乱れている場合、

単純に働き過ぎていたり、休日にも飛び回ったりしています。

 

その場合、取り除かないといけないストレスは、

単純な肉体疲労なので、休息が重要です。

 

自律神経失調症の初期症状は、

眠れない、疲れが取れない、イライラする、です。

 

こういう時はストレス解消などと運動をしたりしますが、

単純に体を休ませるようにしてくださいね。

③身体の異常反応と症状

自律神経失調症が体に出す反応として、

交感神経が働き過ぎれば、

体に力が入り、脱力できず、眠れない状態になります。

 

おおいびきをかく、歯ぎしりをする、

起きたときに体に力が入るなどが該当します。

 

寝ているときでそれなので、

起きているときはさらに無意識に体に力が入ります。

 

その状態が続けば、筋肉が疲労を起こすので、

凝りや痛み、しびれ、固さなど、

筋肉が固まって出る症状を引き起こすのです。

 

副交感神経が働き過ぎた場合、

朝なのに体がだるかったり、

寝ても寝ても眠かったりします。

 

疲労がピークになると、体は一旦副交感神経を過剰に働かせます。

そうすることで、体が自分を守ろうとするのです。

 

平日も土日も毎朝眠い。

という場合は、できるだけ寝る時間を確保してください。

 

時間を取っているにも関わらず、

眠れない場合は、対策が今すぐ必要です。

3.自律神経失調症の治療と予防

間違える方が非常に多いのですが、

自律神経に関しては、自分で整えるのは不可能だと思ってください。

 

よく自律神経を整える方法、

とSNSなどに上がってますが、

あれはあくまでも予防法であり、

乱れた自律神経を整えるようなものはほぼありません。

 

自律神経失調症の治療は、

プロの下で指導を受ける必要があります。

 

自律神経を理解している方であれば、

どんな業種の方でも構いません。

 

ただ、逆に言うと、

医療に関わる人でも、自律神経を理解してない方は多いので、

そこの判別はちゃんとできるようになってください。

 

ちなみに、治療法も何でも良いです。

ただ、次にあげる者には注意してください。

①薬、サプリ、セルフケアでは整わない

一番大事なのは、これですね。

整いません。

殆ど無駄で終わります。

 

勿論、薬に関しては、効果はありますが、

症状を抑えるだけで、治療効果はないと思ってください。

 

薬で効果を出すのであれば、

会社などでしているように、

薬を飲みながら休職や休学しないといけません。

 

副交感神経を無理やり働かせているのに、

さらに学校や職場でストレスをためると、

交感神経はさらに無理に働こうとします。

 

そうなると、もう治らなくなるので、

もし薬で治す場合は、一緒に休職、休学してください。

 

サプリ、セルフケアは言うまでもなく無駄なのでしないでください。

こんなもので治れば、今自律神経で困っている方は殆どいないはずです。

ただただ時間とお金を無駄にしているだけと思ってください。

 

食事療法は難しいです。

ちゃんとプロに教わった食事療法であれば良いですが、

テレビ、ネットで見た、親しい人に言われたなどは無駄です。

 

むしろ食事量が増えた分、マイナスになることが多いので、

早急にやめてください。

 

毎日規則的にバランス良く食べるより、

食事は適当でも回数も量も少ない方が正しいことも多いです。

 

特に昨今のSNS情報には注意してください。

私もインスタで情報発信はしていますが、

治るセルフケアなどはないので、

した方が良いもの、程度に抑えています。

 

これをすると整う!

というのはただの客引きです。

絶対にしないでください。

②重要なのは生活習慣での予防

自分でできる大切なのは、整えることではなく、

乱さないように気を付けることです。

 

整えようと思ったら乱れた、は良くありますが、

乱さないようにしようと思ったら乱れた、は殆どありません。

だって、何もしてないのが殆どなのですから。

 

自分でできる予防は、

ちゃんと寝ること。

水分をしっかり摂ること。

動き過ぎないこと。

食べ飲み過ぎないこと。

などです。

 

要するに、適度な生活をしてればよいです。

整えるために運動するか!などは無駄なので悪影響なのでやめてくださいね。

③なぜ整体で効果が出るのか?

では、何故整体で整うのか?

簡単です。

体が良くなるからです。

 

体が良くなり、疲労が抜け、睡眠が回復すると、

自律神経は勝手に回復していきます。

 

ただ、整体でも治療をしているところでないと、治りません。

整体、と一言に行っても、リラクゼーションだったり、

ただ癒すことが目的のところもあります。

 

その場合、治療になっていないので、

自律神経が治るわけがないのです。

 

そして、厄介なのが、

自律神経を全然わかってないにも関わらず、

自律神経で困っている方が増えてきたことで、

自律神経も得意、と言っているところが増えたことです。

 

勿論、そんなところに行っても治ることはありません。

見分けるのは難しいですが、HPや説明をよく聞いて、

ちゃんと直せるところを探してくださいね。

4.総括

いかがだったでしょうか。

自律神経に整体が効く理由は他ページでもお伝えしているので、

その他のページをご参考いただければと思います。

 

覚えてもらいたいのが、自律神経で困ったときは、

薬やサプリに頼らず、無駄なセルフケアはしない。

ちゃんとプロの元で治してもらう。

これだけです。

 

早ければ早いほど治るのも早いです。

迷ってないですぐにご相談くださいね。

5.関連リンク

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