何故膝の痛みがなくならないのか?

膝の痛みのある方は年々増えており、昨今様々なサプリメントが出ています。

当院も現在、変形性膝関節症の手術をした方や、

膝のヒアルロン酸注射をして通っている方が多くおられます。

 

膝の手術をしたにも関わらず、膝の痛みが治らない。

ヒアルロン酸注射を打っても2~3日しか持たない。

そもそも、ヒアルロン注射が効かない。

そんな方は意外と多くいらっしゃいます。

 

膝の手術を最終手段だと思っていたにもかかわらず、

手術をしたものの、痛みが取れないので、手術前よりはマシな程度で、

膝の痛みを受け入れている、という方までいらっしゃいます。

 

はっきり言います。

膝の手術をしても、膝は治りませんし、ヒアルロン酸注射をしても、

膝の痛みがそのうち出なくなるということはありません。

 

それは何故なのでしょうか?

実は簡単で当たり前なことなのです。

このページでは、何故膝の痛みがなくならないのか。

また、何故当院の場合には膝の痛みがなくなるのかを書いていきます。

症例

目次

1.そもそも何故膝に痛みが出る?

1-①.変形性膝関節症

1-②.鵞足炎

1-③.下腿三頭筋の炎症

1-④.ジャンパー膝(膝蓋腱炎)

1-⑤.オスグッド病

 

2.何故病院では治らないのか?

2-①.そもそも病名が間違っている

2-②.そもそもアプローチが間違っている

2-③.そもそも手術は治療ではない

2-④.そもそも原因が取り除かれてない

 

3.何故当院だと治るのか?

3-①.痛みがなくなる

3-②.痛みを出す原因を取り除く

3-③.痛みが出ない姿勢を作る

3-④.再発予防の運動を伝える

 

4.総括

 

5.関連リンク

1.そもそも何故膝に痛みが出る?

わたしが今まで施術をしてきて、一番に感じるのが、

皆さん痛みが出ている原因をちゃんと教えてもらっていない、というところです。

何故か膝軟骨がすり減っているせいと思っているのですが、

基本的には骨がいくらすり減っても痛みそのものは出ません。

骨同士が当たって痛い、というのもありえません。

 

事実、膝の骨がこすれて「キュッキュ」と音が出る方も、

しっかりと身体が改善していくと膝の痛みはありませんし、

ヒアルロン注射を卒業した方もいます。

 

では、膝の痛みを出している原因はなんなのか?

実は、筋肉が原因で痛みが出ています。

なので、本当は筋肉をどうにかしなくては、

痛みが取れることは絶対にないのです。

 

そして、その原因は人によって様々で、

痛みを出している筋肉も全く異なるので、

注射をしても治らない、という方は多いのです。

①変形性膝関節症

膝の痛みで最も多いのがこの症状だと思います。

階段の下りなどで、膝のお皿周囲に痛みが出ます。

これは、唯一ヒアルロン酸注射の効果がある症状です。

 

痛みを出しているのは、太ももの最も大きい筋肉で、

大腿四頭筋と言われる筋肉です。

この筋肉は膝を伸ばすときに使われます。

 

そのため、階段から降りる時や、

歩いているときに膝折れをしないために使われます。

本来は普通に歩いているときには使われない筋肉なのですが、

姿勢が悪く、不安定になると、身体を支えるために過剰に働かせるようになります。

 

その結果、膝のお皿周囲に痛みが出るのです。

そして、それを続けると、膝の中の軟骨がすり減っていき、

本来軟骨のお陰でスムーズに動いていた太ももの骨が、

強い摩擦をもって動くようになるため、

太ももの筋肉が普段以上に頑張らないといけなくなり、

更に膝に痛みを生じやすくなっていきます。

 

ヒアルロン酸注射はその滑りを良くするため、

膝の痛みが弱くなるようです。

ただ、根本原因は解決していないので、

ちゃんとした治療をしなければ、再発、悪化はしていきます。

②鵞足炎

膝の痛みでも、意外と多いのがこの鵞足炎です。

太ももの前後と内側から伸びた筋肉が、

3つ重なるところに炎症を起こす症状です。

3本がくっつく形がガチョウの足に似ていることから、

その名前がついている、ユニークな場所です。

 

これは、膝の関節のすぐ内側に痛みを感じる症状です。

「膝の痛み」と病院で言うと、

これに対してもヒアルロン酸注射をするそうですが、効果はありません。

勿論、曲げ伸ばしでの摩擦が減るので、多少の効果は期待できるようですが、

痛みが減ったという話は一度も聞いたことがないです。

 

逆に言うと、ヒアルロン酸注射を打って効果がないのであれば、

それはそもそも変形性膝関節症ではないので、

別のアプローチが必要になるということです。

 

スポーツをする学生などに多く出る症状ですが、

実際には年齢は問いません。

変形性膝関節症と言われた方が、

よくよく話を聞くとこれだった、

ということも多くあります。

 

この症状も結局は筋肉の使い過ぎによる痛みです。

本来使われるべきでない場面で使われるため、

炎症を起こし、膝の内側に痛みを出します。

 

これも、言うまでもなく姿勢の改善が必要です。

悪化するので、絶対に筋トレなどはしないでください。

③下腿三頭筋の炎症

今までのものと異なり、膝の裏側に痛みが出るのが、この症状です。

ふくらはぎの筋肉を下腿三頭筋と言います。

それの始まる部分が膝の裏にあり、その筋肉を過剰に使うことで、

膝の裏に痛みが生じます。

 

いうまでもなく、ヒアルロン酸注射は効果がありません。

これに至っては、そもそも膝の動きには殆ど関係していないのです。

ふくらはぎの筋肉は、足首の曲げ伸ばしの働きが中心になります。

 

なので、必要なのはふくらはぎの負担を減らし、

筋肉の柔軟性を上げることが重要になります。

 

運転が多い方や、座っている姿勢の悪い方、

また、よく走るスポーツマンなどにも起きやすい症状です。

④ジャンパー膝(膝蓋腱炎)

⑤オスグッド病

細かく言うと、この二つは痛みの個所が異なるのですが、

出ている理由などはほぼ同じなので、一緒に紹介します。

 

膝のお皿の下、出っ張っているところに痛みが出るのが、この症状です。

変形性膝関節症と同じような場所にでますが、

こちらは成長痛やオーバーユーズ(使い過ぎ)の一種で、

基本的には学生や部活をしている若者に多く出ます。

 

太ももの前側の筋肉は先ほど書いた通り、

膝を伸ばすのに使われる筋肉です。

骨盤から膝のお皿を通って、脛の骨につくことで、

膝の屈伸を可能にしています。

 

成長痛の場合には、筋肉の成長と骨の成長速度が合わず、

骨への接着部分が伸ばされて炎症を起こすことで、痛みを出します。

オーバーユーズの場合には、使い過ぎることで、

筋肉が炎症を起こし、特に負担のかかる膝周囲に痛みが出ます。

 

しかし、これらは起きる人と、起きない人がいます。

一気に背が伸びたのに痛くない人も居れば、

あまり背が伸びていないのに痛い人。

そこそこの練習でも使い過ぎになる人がいれば、

やりすぎなくらいしても痛くならない人も居ます。

 

これの違いを出しているのが、筋肉の固さです。

恐らく、病院でもストレッチをしっかりするように、と言われるのではないでしょうか。

 

なので、変な話ですが、強豪校よりも、中堅校の方が、

ケアのような時間を取らないので、痛みが出やすかったりします。

 

そして、特に痛みが出る人の場合には、姿勢が悪かったり、

夜更かし、歪んだ姿勢、偏った食事、脱水など、

身体が回復できない状況にあることが多いのです。

 

だから、いくらストレッチや病院や整骨院通いを頑張ったところで、

一時的に 痛みが減るだけで、治らないことがあるのです。

 

勿論、子供は回復力が高いので、整骨院や病院でも治る人はいます。

しかし、余程状態が悪い場合には、回復ができないので、

治らない人も居るのです。

 

この症状は、太ももの筋肉をよく使う、

バレーボール、サッカー部に多い症状です。

放置しておくと、膝の骨が変形して、飛び出てしまいます。

そうならないよう、痛みのある場合は早めのケアがお勧めです。

2.何故病院では治らないのか?

病院に行っているけど治りません。

そういう方は非常に多くいらっしゃいます。

 

病院で治らないのは、対処療法をしているからです。

電気を当てるのも、注射をするのも、手術をするのも、

結局は対処療法なので、一時しのぎにしかなりません。

 

では、対処療法とはいえ、何故治らないのでしょうか?

①そもそも病名が違う

症状の説明でも書いた通り、そもそも病名が違うことが多いです。

勿論、病名そのものは別に何でもよいのですが、

病名に合わせて治療を行う病院では、そこは大きな食い違いが生まれます。

 

膝の内側が痛いのに注射するのは意味がありません。

膝の裏が痛いのに膝に電気を当てるのは意味がありません。

湿布を貼っても意味がありません。

 

勿論、病院ではそれ以上の治療はしようがないと思うので、

その治療になっている可能性はあります。

ですが、病院で治る膝の痛みはごく初期のもののみです。

長く通っても変わらない場合、直ぐに別の対処を考えるべきです。

②そもそもアプローチが間違っている

上記の通り、症状によって原因などは異なります。

にも拘わらず、意義に習えの治療では、膝が良くなるわけがありません。

 

膝の痛みを起こす方には、筋トレが勧められたりするようですが、

そもそも膝の痛みを起こしているのは、筋肉が固くなった結果です。

にも拘わらず、筋トレをすれば、それは余計にその筋肉を固めている、

ということになるので、むしろ逆効果としか言えないのです。

③そもそも手術は治療ではない

これも多くの方が間違えているのですが、

手術は治療ではなく、あくまでも処置です。

ハッキリ言って、手術そのものよりも、

手術したことで動けなくなり、歩くのを中止することで、

膝を休ませているから良くなる、とも考えられます。

 

だって、基本的には膝の骨は別に何の悪さもしていないのですから。

勿論、膝の骨そのものが変形して筋肉を刺激すれば別ですが、

基本的にはそんな変化は起きません。

 

そして、いくら手術をしたところで、

膝の痛みの原因が残っていれば、膝の痛みがなくなるわけがないのです。

④そもそも原因が取り除かれていない

治では、原因は何か?

膝の痛みを出す筋肉は、基本的には歩くときには使われません。

勿論、膝俺を防ぐために膝を突っ張ったりはしますが、

足を上げるためにも、後ろ足を蹴りだすためにも、使いません。

 

学生がなるオーバーユーズもそうですが、

基本的には膝の筋肉の使い過ぎで痛みがでるのです。

しかし、基本的には上記に書いた通り、あまり使われる筋肉ではありません。

 

なので、姿勢や歩き方から治すしかありません。

しかし、病院で言われるのは、姿勢を良くしてください、だけ。

正しい姿勢を理解していないので、治るわけがないんですね。

当院は姿勢にはかなり力を入れているので、良ければ下記もご覧ください。

 

3.何故当院だと治るのか?

治らない理由はなんとなくわかったでしょうか?

では、何故当院は膝がちゃんと良くなるのでしょうか。

 

簡単な話ですね。

膝の悪い場所、理由、原因をしっかりと探るからです。

それらを理解するからこそ、改善させることができるのです。

①痛みがなくなる

膝の痛みは、単純に膝の筋肉の使い過ぎです。

 

当院では、痛みをとるため、背骨を整え、

神経の過敏性を落ち着けることで、膝の痛みを改善させます。

それに加え、筋肉自体も柔らかくなるので、膝の痛みが減るわけです。

②痛みを出す原因を取り除く

人によっては立ち方を修正するだけで、

立っているときや、歩いているときの痛みはなくなります。

階段を降りるときなど、使わざるを得ないときは別ですが。

 

 

その姿勢を修正し、膝の筋肉の使い過ぎを無くします。

そうして膝の筋肉を固める原因を無くさないと、

膝の痛みは永遠に再発するからです。

③痛みが出ない姿勢を作る

立っているときや、座っているときも、基本的には、

膝の筋肉は使いますが、膝の痛みがある方は、過剰に使っている方が殆どです。

 

重心が前に偏っているため、膝を突っ張り続けているのです。

その結果、使い過ぎて膝に痛みが出るようになります。

その前方重心を修正します。

 

前方重心が修正されると、太ももの前後の筋肉が使われるので、

膝の筋肉が過剰に使われることがなくなり、痛みが出なくなるのです。

④再発予防の運動を伝える

結局は身体の使い方のアンバランスなので、

身体の使い方を取得するために、運動をお伝えします。

ただし、これは相当身体が良くなってからでないと意味がありません。

 

なので、基本的には身体を良くする、姿勢を良くした後、

保険的な意味で行うと思ってください。

今ここを見ている方で、膝の痛みがあるにも関わらず、

スクワットなどをしている方は早急にやめることをお勧めします。

4.総括

膝の痛みが治らない理由、当院であれば治る理由は分ったでしょうか?

治療をしているのに膝が治らない。

寧ろ経過とともに悪くなる、という方はすでに治療法が間違っています。

 

治療をしているのに治らない、ということはありません。

手術なんてのももってのほかです。

正しい知識をもって、姿勢を治し、膝の痛みとお別れしてくださいね。

当院へのお問い合わせは下から。

5.関連リンク

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