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指圧の効果とは?本当に効果がある?効果がない?

いつもありがとうございます。

勝田台の自律神経専門整体院、

「におカイロ整体院」院長の鳰です。

 

本日は

「指圧は本当に意味があるのか?」

です。

 

以前、

DRTに関しては

何故怪しい

と言われているのか

などを書きました。

正直、指圧やマッサージも歴史があるから受け入れられているだけで、

本当に効果があるのかは怪しむ声がもっと多くても良いと思うんですよね。

というか、実際、正直私はずっと怪しんでます(笑)

 

なので、本日は指圧は何故効果があるのか。

そして、指圧とはどういうものなのか。

今の指圧は本当の指圧なのか?

について書いていきたいと思います。

 

先に言っておくと、あん摩の指圧と浪越指圧の指圧は、

全く持って効果を狙っているものが違います。

本来、あん摩の指圧はむしろあん摩と書かないといけないのですが、

結局、あん摩よりも指圧の方が知名度が高いから取り入れられているんでしょうね。

 

今回私が書く指圧は、浪越指圧の指圧です。

恐らく、「指圧」と聞いてイメージするのは、

こちらの指圧であるはずです。

しかし、実際に皆さんが受けたことある指圧は、

残念ながらあん摩の指圧であることが殆どです。

 

このページでは何故そうなったのか。

そういう歴史などから、私の考えを混ぜて書いていきます。


指圧は本当に意味があるのか?

まずは、このページで書いている指圧の定義から。

そもそも、巷で使われている指圧は殆どがあん摩やマッサージものです。

字で書いている通り、指圧とは「指で押すこと」ですが、

本来は「浪越指圧」のことを「指圧」と言います。

 

そうでなければ、「あん摩マッサージ指圧師」なんて大仰な名前つけません。

あん摩でもマッサージでもない指圧だからこそ、この名前がついているのです。

 

しかし、やることは上記二つの圧迫法と殆ど同じです。

なので「あん摩と指圧は違う」とはいっても、やっていることは同じだったりします。

オイルマッサージなどで行う指圧も、結局は指で真っすぐに押しますね。

 

では、指圧とは他の手技と何が違うのか。

それは、「考え方」と「アプローチする場所」の違いが大きいです。

それと、指圧はほぼ全てを指圧で行うのに対し、

あん摩やマッサージは飽くまでも一つの手技として、指圧が存在します。

 

それでも指圧という言葉が多く使われているのは、

一時期に指圧がすごく流行ったからわかりやすいためでしょう。

 

浪越指圧の創始者、浪越徳治郎先生は、昭和時代にはテレビに出ていたそうです。

私もそのテレビを見たことはないのですが、

年配の方が「ジェット浪越の指圧?」というくらいに有名だったそうです。

 

浪越先生の努力のかいもあり、指圧ブームの時はすさまじかったようで、

学校を卒業してすぐに指圧院を開いても大繁盛だったそうです。

勿論、時代というのもあったとは思いますけどね。

 

その名残で、今も「指圧」というものを掲げているところは多いのだと思います。

しかし、先にも言った通り、今巷にある指圧は殆どがその指圧とは異なります。

今ある指圧の殆どは、そもそもあん摩でもマッサージでもない、

ただ筋肉をまっすぐに押しているだけのものなのです。

 

なので、実際にやっていることは指圧でも、

考え方はあん摩で、説明はマッサージになっていたり、

悪い意味でハイブリッドな手技になっているところが多いのです。

 

そもそも、医療行為として指圧をするのは、有資格者だけに限られています。

なので、りらくるさんなどの揉み解しのチェーン店では

「当店は治療は行わない揉み解しのお店です」

とはっきり明言されるはずです。

問診も本当に軽いのしかないので、治療目的ではないのは明確ですね。

 

なので、指圧と書いてあっても、実際には指圧じゃないところはすごく多いです。

しかし、そもそも指圧の本当の意味を知っている方はどの程度いるのでしょうか?

指圧は単に揉み解し、と思っている方も非常に多いはずです。

 

指圧は、浪越徳治郎先生が作り上げた手技療法です。

その土台には、整体、柔道整復、あん摩、マッサージ、カイロプラクティックなど、

非常に多くの手技をまとめ上げて作ったという歴史があります。

 

その結果、指圧の一番の効果は、自律神経を整える、という部分に帰結します。

本物の浪越指圧を受けたことのある方はあまりいないかもしれませんが、

その他の手技を受けたときと、決定的に違う点があります。

 

それが、全身治療で、局所治療をしないことです。

浪越指圧は他の手技と違い、ほぼ間違いなく1時間かかります。

その理由は、本当の意味で全身を触るからです。

 

頭の先から手足の指先、お腹から肋骨、お尻、内ももまで、

患者さんが嫌がる傾向にある個所も全て指圧していきます。

患者さん側の不快感よりも、効果を出すことを優先しているからですね。

勿論、陰部や乳房、乳頭など、一般的に触ってはいけないところはよけますけどね。

 

これが、指圧は根治療法であり、自律神経を整える、という手技であるのを証明しています。

あん摩やマッサージなどは、局所治療なので、固いところがあれば入念に施術します。

しかし、指圧は全身をしないといけません。

なので、たとえ悪いと事があったとしても、そこに時間をかけてしまえば他が疎かになるのです。

 

勿論、状態が良いところは少し回数や圧点を飛ばすことは多いです。

しかし、丸々押圧箇所を飛ばすというのは、指圧とは考え方が異なる上、

効果が出にくいので、絶対にしません。

 

そして、その指圧は今はどんどん出来る人が減っています。

その理由は、昨今のマッサージブームの影響でしょう。

 

指圧はそもそも局所治療ではない全身治療なので、

効果だけで言うと、非常に自覚がしにくいです。

 

受けた後には頭がぼんやりとするなど、

自律神経への影響は明らかなのですが、

他の手技と違い、グリグリしないので、

良くなったという自覚もしにくいのです。

 

DRTとも被る話なのですが、

一般的なマッサージを好きな方の場合、

施術中の痛いところをいた気持ちよく圧されるのが好きです。

ただ、残念ながらこれは治療効果に関係ありません。

 

終わった後、どれだけ痛みが減っているか、が本来の治療効果と言えると思います。

しかし、DRTも指圧も、終わった直後の状態はあまり気にしていないのです。

 

本当の意味で身体の改善を目指しているので、治療直後の状態よりも、

次来た時にどれだけ前よりも良い状態を維持できているのか。

これを最も重要に見ているのです。

 

DRTも指圧も、施術を受けた次の日の朝が最も調子よくなります。

自律神経を整える手技なので、睡眠中の回復力を高めるからです。

なので、他の手技違い「受けたけど良く分からなかった」まま終わってしまうのです。

 

DRTに関しては上原先生がそういう話をしてくれますが、

指圧に関してはそういう話はあまり聴きません。

 

また、最近は時短や格安治療のところが増えてきています。

15分1500円とか、60分3980円とかですね。

指圧は時間がかかるので、最低でも60分は必要です。

そして、一回の治療で5000~6000円します。

 

そうなると、他と比べられて、あまり受けに行く人がいないみたいです。

学生中によく聞いたのが、

「指圧は効果があるけど、時間がかかりすぎる」とか

「一回で効果出さないといけないから指圧は合わない」という声です。

 

実際、効果を出すために別の手技を教わっている方も多かったですし、

なんなら私自身もそうですが、指圧以外の手技を併用している方も多いです。

その結果、指圧師にも関わらず、指圧ができない人が増えてきているのです。

 

変な話ですが、手技が時代に合っていない、と言えるわけですね。

自律神経を整える、という点で言えば、今の時代に最も必要な手技ではあるのですが。

 

指圧ができない指圧師が増えるということはどういうことでしょうか。

後進の育成ができなくなるので、更に指圧師は減り、指圧のレベルは下がるのです。

そもそも、資格を取って成功するのは学生の10%以下と言われています。

残りの90%前後は辞めたり、他の手技を使っていくわけですね。

 

そして、国家資格である免許も、現状ではただの訪問用の資格でしかありません。

新しく指圧師になり、整体院での修行をしても、上達までに時間がかかり、

稼げるようになるまででいうと、更にもっと時間がかかります。

 

指圧師には、資格を使った訪問マッサージという仕事があります。

保険請求を行い、脳卒中などの方のところへ、施術をしに行くのです。

これが、接骨院などと同じく、簡単に収入を得ることができるのです。

 

私も、揉み解しのところから、訪問マッサージの会社に移りました。

移った先が本当に重症患者さんのみを受け入れているところだったので、

物凄く緊張して、色々失敗をしましたが、患者さんの負担額は1~3割なので、

受け手自身、別に下手であっても、そこまで何かに引っかかることはないのです。

 

これは保険の使える接骨院と同じですね。

負担額が500円だから毎週行っている、という方がいますが、

残りは国が4500円を補助しているのです。

なので、全額負担になれば、5000円払って電気を当てて貰っているようなものです。

 

少し話がずれましたが・・・。

そんなわけで、指圧師の指圧は適当に済ませるような環境になってしまっているわけです。

訪問マッサージも平均20分、ちゃんとしたところで40分程度しか行いません。

ちゃんとしたところはかなり少ないので・・・多くのところが20分。

時間をアピールしているところで、30分でしょうね。

 

しかし、そんな手技をしてて上達すると思いますか?

いうまでもなく、上達なんか一切しません。

だから、年数だけ重ねたへたくそ指圧師は沢山いたりします。

そして、短時間で効果を出すためにも、皆指圧を捨てて他の手技をするのです。

 

そんな中でも、私が指圧を、我ながら上手い!と思う理由があります。

理由というか、根拠があるわけですね。

 

私のいた訪問マッサージの会社は、指圧の意味をちゃんと理解しているところでした。

社長は理学療法士と指圧師の免許を持っており、自律神経に詳しかったので、

指圧でいかに効果が出るか、どれだけ良くなるかを何度も説かれました。

 

なので、私は指圧以外の手技に触れることなく、そこの訪問マッサージで指圧の腕を磨かせてもらえたわけです。

何より、他の方と比べると施術歴に大きな差があり、大きく腕が落ちていたので、一人当たり1時間かけてやって良いと言われていました。

そう、指圧するのにかかる最低時間の1時間をもらえていたわけです。

 

なので、他の方よりも、圧倒的に指圧に触れている期間が長いわけですね。

普通だったらド素人が指圧を、それも1時間のコースで出来ることはありません。

しかし、社長の計らい(と私が下手だったお陰)で1時間の指圧をやる機会をもらえていたわけです。

 

それを4年続けました。

4年もそれだけを続ければ、ある程度は上達していきます。

そして、度々学校にも顔を出していたので、そこでも練習ができていたわけです。

なので、現在ではまれな、指圧の修行を行ってきた指圧師なのです。

 

現在、そもそも指圧を出来る人が減っており、

残念ながら指圧への理解が薄れていくことで、

指圧の効果は薄く、あん摩の効果を強く出す指圧になってきています。

あん摩の指圧・・・筋肉を調整するのは即効性が非常に高いです。

 

しかし、原因はそのまま放置であることが非常に多く、

対処療法であると言いようがありません。

 

指圧の効果はそれに比べると、わかりにくいです。

そして、そもそもやり手が少ないのでレベルが落ちています。

 

私はしっかりと修行し、指圧の練習を行ってきました。

本当の指圧を受けたい方は是非ご連絡ください。

また、指導などもしているので、指圧の上達をしたい方も是非ご連絡してくださいね。

 

コース、料金表は下記から。

指圧コースもありますが、その場合にもDRTは入ります。

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