こんにちは！

自律神経専門「におカイロ整体院」院長の鳰です。

本日は「大体の人が簡単に手の付けられる食事療法だけする」です。

身体の治りにくい方って、どんな方かわかるでしょうか？

肉体労働者？デスクワーカー？専業主婦？

いいえ・・・一番身体が治りにくいのは、

実は「医療知識がある人」です。

特に最悪なのが、食事と姿勢の知識がある人です。

陰謀論ではありませんが、現在の健康情報というのは、

利権が絡んだり、お偉いさんの思想が強く出ているものが多いです。

なので、実際には身体に良くなくても、

利益につながるため、そういう報道がされたり、

酷い話だと、病院が儲からなくなるから正しい医療知識を

誤魔化して別の情報を流している、ということも聞きます。

なので、テレビや本などで見た情報を鵜呑みにしても健康になりません。

それどころか、当たり前のように矛盾した情報が流れていたりするのです。

なので、医療知識のある人は、間違った知識で身体のケアをし、

その結果非常に治りの悪い身体になっていくのです。

「これはこう治してくださいね」というと

「いや、何とか先生はこう言ってました」と言われることもあります。

・・・それを続けているのに不調だから来ているんですよね？

なので、多くの整体や整形外科などに行った方も治りが悪いです。

変な話ですが、食べ物に気を付けて、色々な整体に行く方よりも、

適当に好き勝手食べて飲んで運動してる人の方が身体が良かったりします。

これは、変な知識を植え付けられていないからですね。

当院に来る方の多くは、周りの安価なところに行って、

それでも治らないので当院に来る方が多いです。

その理由が、軽症だったにもかかわらず、

訳の分からない話をされ、訳の分からない指導を受け、

訳の分からない施術を受けているせいで、

どんどん悪くなり、重症になってこられます。

「施術で姿勢は良くなりますよ！」

と言っている所はもれなく嘘です。

姿勢を保つのは筋肉で、筋肉を働かせるのは神経です。

神経を働かせるのは脳で、脳を使うには意識が必要です。

なので、良い姿勢の取り方を教わっていなければ、

それは絶対に意識が変わらないので、姿勢は治りません。

終わった後に腰や背中が伸びようが、数日しか持たなければ意味がありませんよね。

姿勢が悪くなるたびに毎回通うのですか？

それも営業方法かもしれませんが・・・。

話が少しずれましたね。

本日は食事療法のお話です。

健康に気を付けている方は

「糖質を気を付けている」

「揚げ物を気を付けている」

「食べる時間に気を付けている」

「食べる順番に気を付けている」

「栄養に気を付けている」

などと言いますが、正直それらはどうでも良いのです。

私は

マクロビオティック、七号食、

糖質制限、ホリスティック栄養学、

東洋医学、西洋医学。

を食事としては学んでいます。

そして、それらを実験してきました。

人の身体は90日で全て細胞が変わると言います。

なので、各食事療法は100日単位で試しました。

ただ、考え方がかぶるものが多いので、

それらを組み合わせて行っていることが殆どですけどね。

1.糖質制限（+西洋医学）

糖質制限は糖質（炭水化物）を極力抑え、

本来糖質が使われる場面で脂質を使うことにより、

脂質をどんどん消費してやせていくという食事療法です。

現在は危ない、という話もよく聞きますが、

効果が分かりやすく、大きく痩せるので、

まだまだ採用している人が多いですね。

ストレスも感じにくいので、続けるのも簡単だとか。

しかし、この食事療法の一番の問題は、

内蔵にかける負担が凄まじいところにあります。

糖を使わないので、血糖値などは下がります。

しかし、その分脂質や炭水化物を摂るので、

内蔵は常に働かされ、炭水化物を控えるので、

食物繊維の摂取量も少なくなり、便通も悪くなるのです。

そして、炭水化物は読んで字のごとく、水分が多く含まれています。

なので、余程気を付けなくては、身体は脱水になります。

ガンガン体重が減るというのも、水分が足りてないから、

という情報も出回っていますね。

なので、これは飽くまでも血糖値が高い方や、

短期間で体重を落としたい方限定です。

健康になるためにやせたい、という方はだめです。

2.マクロビオティック（+東洋医学）

簡単に言うと、肉を避け、魚を食べる菜食主義です。

日本人本来の食事と言っても過言ではありません。

糖質制限の方は

「原始人の時代はマンモスなどの肉だけで生きていた」

と言いますが、現代人とは生活内容が違いすぎるので意味ありません。

マクロビの方は

「日本人は稲作をして、お米から栄養を吸収する身体に進化してきた」

といいますが、私はこちらの考え方の方が妥当ではないかと思います。

東洋医学は勉学の発展している西洋医学と異なり、

経験医学ともいわれる通り、理論よりも結果で考えます。

生活様式がどうだったかわからない原始人よりも、

江戸時代に白米と肉を食べるようになって走れなくなった飛脚を参考にするわけです。

マクロビは肉を食わないと内臓の負担が少ないので、疲労が出にくいのです。

肉を食うと元気になる！というのは西洋医学的にもおかしいんですね。

どれかと言えば、ホリスティック栄養学かなぁ。

基本的には、マクロビを私はお勧めしています。

ただ、飽くまでもこれは身体を悪くしない方法です。

身体を健康に向けるものではないのはご理解ください。

3.七号食（+マクロビオティック）

究極の食事法です。

正直全く人には勧めません。

マクロビの方にも書きましたが、白米を食べるようになって走れない飛脚がいました。

しかし、玄米食の質素な食事に戻したところ、走れるようになりました。

これは、玄米はほぼ完全栄養食であるとともに、

玄米だけでも生活できるということを証明しているのではないかと思います。

・・・というか、私自身、10日間玄米だけで過ごしたことがあります。

かなりしんどいですが、食事で健康になりたい方はそれくらい激しいことをしないと、

健康になれないものと思ってください。

七号食は10日間ほぼ玄米だけで過ごす食事療法です。

他の栄養素など気にせず、玄米だけを食べ続けます。

寝る前4時間までは玄米の量はいくらでも食べて大丈夫、というものです。

これにより、余計な栄養を摂らないので、内臓が休まり、

内蔵に送っていた血液を全身に行きわたらせられるようになるので、

身体が勝手に回復していくのです。

ただ、自律神経が副交感神経に大きく傾きます。

一種の冬眠モードになるようなものですね。

そのため、夜も朝も、そして日中も眠く、身体が重くなります。

これが5日くらい続いた後は、脱力できる身体になれるので、

かなり身体の調子は良くなっていくのです。

ただ、想像している何倍も辛いです。

逆に言うと、食事療法というのは、

これくらいきつい思いをしないと身体が良くならないと思って良いでしょうね。

4.ホリスティック栄養学（+何も考えない）

ホリスティック栄養学は簡単に言うと、

西洋医学を根本にし、その方に合わせた栄養や、

食べ物を選んで食べるというものです。

これの優れている所は、食事も自律神経に良い影響を与えるところです。

私の友人の話ですが、2人の妊婦がいました。

一人は、野菜が嫌いで全く食べられず、基本的には炭水化物と肉、魚だけ。

一人は、栄養士の資格を持っており、栄養を考えて食べている。

どちらが先に妊娠したでしょうか？

・・・意外にも前者なのです。

先に、というよりも、後者の方は不妊治療を行って、やっとできたそうです。

ちなみに両者とも同級生で、子供の年齢は1歳も違わないので、年齢差はありません。

ただ、前者の方はバリバリ営業で働いていたようです。

・・・「じゃあ仕方ないな」って思いました？

そうなんです、食事療法はいくら気を付けても、健康にはなれません。

妊娠に関しても、単純に身体の悪い人は妊娠できないのです。

だって、自分自身が不健康なのに、子供作っている場合じゃないですよね。

死んでしまいます。

だから、飽くまでも食事というのは健康を維持するためのものなのです。

基本的には食事を変えるのは凄く簡単です。

何かを足す、何かを辞めるだけで、それ以外の好物を食べればよいだけですからね。

しかし、本当に健康になりたいのであれば、七号食くらい変えないといけません。

だから、食事だけでどうにかしようと数年している人は、

身体がめちゃくちゃ悪くなっていることが多いです。

そのせいで本来数回で治るはずが、悪い状態で維持しているので、

通常の何倍もの期間がかかったりします。

不調が出たらすぐに整体！

簡単に出来る食事療法やサプリメント、民間療法は時間とお金の無駄！

食事やサプリメントは飽くまでも健康を維持するもので回復させるものではない！

そのくらいに考えていただいても間違いないのではないかと思います。

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