こんにちは!
自律神経専門「におカイロ整体院」院長の鳰です。
本日は「コルセットや腰ベルトの使い方」です。
私、毎朝習慣でジムに行っているのですが、
謎のトレーニングをしている方をよく見かけます。
その一番のトレーニングが、
腰ベルトをしながら体幹計トレーニングを行っている人。
腰ベルトを使っている方は、腰の故障予防と、
補助目的に使っている方が多いと思います。
筋トレで身体を傷めないように、
サポーターを使う、というのは正直意味が分かりませんが・・・。
勿論、ボディビルダーのような、筋トレが仕事なら良いんですけどね。
無理やり大きい筋肉をつけるので、高重量になりますし、
その場合にはケガのリスクが高まるので、使用はやむなしでしょう。
しかし、筋トレは大体が健康のためだったり、
使える身体を作るのが理由だったりします。
筋力を正しく使うのには、体幹の筋力が最重要です。
例えば、重いものを持つ場合でも、
体幹が弱ければ腰を痛めます。
強くける、速く走る場合にも、
体幹が弱ければブレブレになります。
それくらい体幹の筋力は重要なのですが、
腰ベルトはしているとそれを代替わりしてくれるのです。
なので、言ってしまえば、重要な体幹を使わず、
その他の場所だけトレーニングしてしまうので、
実際に筋力を使おうと思ったとき、
正しいパフォーマンスが出なくなるのです。
・・・書き方が分かりにくいですね(笑)
今回はそのあたりのお話をしていきますね。
また、腰痛の方のコルセットの使い方も同じく書きますので、
腰痛時のコルセットの使い方についてもご参考ください。
コルセットや腰ベルトの使い方
![](https://image.jimcdn.com/app/cms/image/transf/none/path/s11afe1be047e9ec6/image/i409699ff95a2260f/version/1660807100/image.png)
腰ベルトは、多くの筋トレマニアが使っています。
面白いのですが、ジムの中でも様々なプライドや、
見栄がぶつかり合って、皆高重量を挙げたがるんですよね。
私は仕事前に行くので、無理のない範囲に収めるため、
2か月に1度だけ重量を上げるようにしています。
それだとほぼほぼ疲れませんが、それでも筋力は上がっているので、
人の身体は科学だけでは説明できない、と感じています。
その中で、「腰ベルトはどういう理由があるのか?」と、
筋トレをしながら、いろんな人のフォームを見ながら考えてました。
ジムの人たちって、フォームが無茶苦茶な人も多いんですよね。
反動付けたり、腰そらしたり、体幹使ってたり。
それを見たときに、「あ、体幹のサポートなんだ」
とすごく当たり前なことに気が付きました(笑)
本来、自分の腹筋、背筋、腹斜筋(お腹の横)の筋肉を使って、
体幹を固定させるのですが、腰ベルトを使うことで、
その筋力を使うことなく固定させることができます。
体幹の力を一時的に引き上げるわけですね。
例えば、今の筋肉だと50キロ上げることしかできません。
しかし、腰ベルトをすると、体幹は70キロ上げられるレベルになります。
その状態なら腕や足を70キロでトレーニングできるようになります。
しかし、腰ベルトを外すと、体幹は50キロの力しかないので、
腰ベルトなしで腕や足で70キロを上げると、体幹部分は重症のケガをします。
少しわかりにくいですが、こういうことになります。
なので、お笑い芸人?ボディビルダー?のなかやまきんに君は、
腰ベルト(トレーニングベルト?)をしないそうです。
使うことで、腕や足の筋肉が体幹を無視した筋力を発揮できるので、
ケガにつながりやすくなってしまうわけですね。
しかし、ナチュラルな身体の使い方をしていれば、
不可能な重力は絶対に上がらないので、ケガはしないわけです。
なので、はっきり言うと、余程の筋トレのプロ以外は、
腰ベルトはしないのがお勧めです。
何より、健康のためにしている方の場合は、絶対にしないでください。
逆に、コルセットは体幹の筋肉の代わりをしてくれるので、
ぎっくり腰、腰痛、すべり症の方にはお勧めです。
勿論、使い方にを間違えたら何の意味もありませんけどね。
使い過ぎると筋力が落ちる、という話もありますが、
使い方を正しくすれば、筋力が落ちることはありません。
余程使いっぱなしの場合は、勿論まずいですけどね。
当院ではコルセットの使い方なども指導しています。
殆どの方がコルセットの使い方を習っていません。
腰痛、ぎっくり腰、すべり症・・・。
腰の症状を緩和したい方も、是非当院にご相談くださいね。
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