歩くときは勿論、あぐらをかくことができなかったり、開脚することができなかったり、また、その時に痛みが伴うものが股関節痛です。
腰痛の強い方や、立ちっぱなしの仕事の方に多く出る症状で、特にやせ型の女性に多く見られる疾患です。
立ち上がりの際に腰が痛くなる、というのも股関節が悪さをしていることが多いです。
上記のように、股関節の内側、お腹の奥に強い痛みが出ます。
伸ばしても、曲げても痛みはジワジワと出ます。
あぐらをかいた際には途中で足が止まってしまい。不安定になるため、座るときはお姉さん座り、体育座りになるなど、股関節の可動性がないせいで余計に身体を悪くする方もいます。
この症状の出ている方は、殆どの場合が「腸腰筋」という股関節を曲げる筋肉が固くなっています。
腰痛や肩こりと同じく、その筋肉が固くなっているので、伸びることができなくなり、胡坐のように関節が伸ばせなくなります。
また、筋肉自体が固く働きにくくなっているので、曲げるのにもかなりの労力を必要とするため、股関節を曲げる際にも痛みが出ます。
腹筋が使えなく、腹圧が下がっているとより助長されますが、この際必要な腹筋は腹筋運動ではつかない筋肉なので、安易に腹筋をしても改善しません。
基本的には良い姿勢を取り、自律神経を整えて。筋肉を柔らかくすれば改善していきます。
勿論、マッサージやストレッチでも改善は見込めますが、根本原因が取れていないので、すぐに戻ると思ってください。
特に揉み解しなどで施術を受け、すぐに戻るという方が多いですが、そういう場合には逆に筋肉を押し固めている可能性があります。
勿論、ほぐれているものの、姿勢などが悪いせいでまた固まっている可能性もあります。
そのため、強いマッサージなどではなく、必要最低限の刺激で柔らかくなる刺激のほうが改善しやすいです。
結局は、悪さをしている自律神経と筋肉を整え、姿勢を気を付けていくしかないのです。
上記の通り、筋肉を固めないことと、姿勢を改善させることです。
そして何より、自律神経を良い状態に維持することが大切です。
セルフケアとしては、反り腰を改善させることが重要です。
ただ、自己流で腹筋をしたり、無理なストレッチをした場合には悪化することもあります。
また、マッサージ棒などでしている方もいますが、そういう方の場合には強く圧し過ぎて筋肉を固める場合もあります。
そう考えると、やはり正しいストレッチ、姿勢修正が効果を出しやすいです。
ストレッチも、痛いほどは絶対にしないでください。
少し突っ張るくらいで、気持ちの良い程度がベストです。
ただ、あまりに難い状態で行っても効果は低いので、ベストでいえば最初ある程度筋肉が緩むまでは施術を受けるのがベストです。
人によって原因は様々あります。
上記に書いた以外にも問題を引き起こしているものは様々です。
当院の施術、説明、セルフケア、予防はオーダーメイドで提供させていただいています。
その方にあったものを提供させて頂いてますので、まずは一度お越しください。
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