寝違え

寝違えとは?

寝違えは読んで字のごとく、寝ているときに首の筋肉が痙攣をおこしているような状態の症状です。

簡単にいうと、ふくらはぎで起きるこむら返りが出ているものと思ってください。

大体の場合が、耳の後ろから鎖骨につながる胸鎖乳突筋といわれる筋肉のけいれんです。

 

けいれんなので、起きるのは何も寝ているときだけではありません。

普通に仕事などをしていても、急に首を動かした際には起きる可能性が十分にあるのです。

仕事中や、運転中に首が急に痛くなった、固まった、というのも、寝違えなのです。


どんな症状?

上記にも書いた通り、首の筋肉のけいれんです。

こむら返りも起こった後、落ち着いたても痛みが続くように、寝違えでも炎症が残ってしまっているものと思ってください。

炎症の症状ですので、すぐにストレッチやマッサージなどは本来であれば、控えるべきです。

炎症を起こしているところは、肌でいうと切り傷の状態になりますので、無理に伸ばしたりマッサージをしてしまうと、逆に炎症が広がってしまいます。

勿論、全体の血流をよくすることは回復を早めることにつながりますが、痛みの個所だけにする場合には痛みが強くなったり、尾を引くようになってしまうと理解してください。


原因は?

こむら返りと同じといった通り、基本的には首の筋肉が固い中、急激に動かされたことで生じています。

変な姿勢で寝たでいで、と言われることが多いですが、首の筋肉が柔らかければそもそも起きないのです。

子供や赤ちゃんは変な姿勢で寝てても寝違えることがありませんよね。

あれは子供だから、というだけでなく、単純に首の筋肉が柔らかいので、寝違えようがないのです。

そのため、寝違えに関してはなってからどうにかするよりも、ならないように気を付けるほうが効果的なのです。

勿論、当院の施術は寝違えに局所的な施術を行うことはないので、改善しやすいですし、その予防効果も絶大です。

 

また、寝違えは先に書いた通り、けいれんと筋肉の固さが悪さをしています。

ですので、寝違えを起こしてから日が経てば経つほど、回復は悪くなります。

寝違えを起こしたらすぐに正しい処方。

そして、尾を引かないように筋肉の柔軟性を上げることが重要です。


どうしたら改善する?

基本的には良い姿勢を取り、自律神経を整えて。筋肉を柔らかくすれば改善していきます。

勿論、先に書いた通り、マッサージやストレッチでも改善は見込めますが、根本原因が取れていないので、すぐに戻ると思ってください。

 

特に揉み解しなどで施術を受け、すぐに戻るという方が多いですが、そういう場合には逆に筋肉を押し固めている可能性があります。

勿論、ほぐれているものの、姿勢などが悪いせいでまた固まっている可能性もあります。

そのため、強いマッサージなどではなく、必要最低限の刺激で柔らかくなる刺激のほうが改善しやすいです。

 

結局は、悪さをしている自律神経と筋肉を整え、姿勢を気を付けていくしかないのです。


予防、セルフケアは?

上記の通り、筋肉を固めないことと、姿勢を改善させることです。

そして何より、自律神経を良い状態に維持することが大切です。

 

セルフケアとしては、首回りや、肩甲骨周りの筋肉をストレッチすることが大切です。

よくマッサージ棒などでしている方もいますが、そういう方の場合には強く圧し過ぎて筋肉を固める場合もあります。

そう考えると、やはりストレッチ程度の刺激のほうが効果を出しやすいです。

ストレッチも、痛いほどは絶対にしないでください。

少し突っ張るくらいで、気持ちの良い程度がベストです。

 

ただ、あまりに難い状態で行っても効果は低いので、ベストでいえば最初ある程度筋肉が緩むまでは施術を受けるのがベストです。


早く治したい場合には?

人によって原因は様々あります。

上記に書いた以外にも問題を引き起こしているものは様々です。

 

当院の施術、説明、セルフケア、予防はオーダーメイドで提供させていただいています。

その方にあったものを提供させて頂いてますので、まずは一度お越しください。

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