いつもありがとうございます。

千葉県八千代市勝田台の

自律神経専門整体院、

「におカイロ整体院」院長の鳰です。

本日は「よくある間違えた胸の張り方」です。

多くの方が猫背を治そうとするとき、

肩甲骨を後ろに引くような姿勢を取ります。

これ、息苦しさが出る原因です。

勿論、他の原因の場合もありますが、

姿勢を正した時に息苦しさが出るのであれば、

間違いなく姿勢の治し方を間違えています。

では、何故その姿勢の治し方になってしまっているか。

適当な健康情報が出回るようになったせいです。

私もこの仕事について数年目までは同じ指導をしてました。

しかし、それでも良くならない方が多い上、むしろ悪くなる方まで。

治療技術の問題かと思っていましたが、

なんてことはない、姿勢指導を間違っていたせいでした。

なので、未だに「胸を張って」というところで、

姿勢の話をするところはちょっとまずいかもしれません。

本日は何故胸を張ると息苦しくなるのか？

それについてお伝えしていきます。

そもそも、胸を張るとはどういう動きでしょうか？

肩甲骨を後ろに思い切り張り、

胸を突き出すような形になることですね。

では、何故そうすると呼吸が苦しくなるのか？

そもそも、呼吸とはどういう動きでしょうか？

呼吸は肺を膨らませて息を吸い込みます。

そして、肺は肋骨の中に納まっています。

肋骨の動きから解説しますね。

肋骨は基本的には締まっていますが、

肺に息が入る時、肺が膨らめるように肋骨も広がります。

基本的には胸を広げようとしなくても、

肋骨は自然と動いてくれるのですが、

肋骨周囲の筋肉が固い場合、肋骨の動きが制限されます。

肋骨というのは見ての通り、たる状の形です。

そのため、前後左右上下が筋肉に囲まれているのです。

ここで初めの話に戻るのですが・・・。

胸を張ると、肋骨の動きはどうなると思いますか？

胸を張る、というのはそもそも肩甲骨を後ろに引く動きです。

肋骨の後ろというのは、肩甲骨があり、

肩を後ろに引くには、肩甲骨の間の筋肉を使う必要があります。

つまり、肩を引いてしまうと、

肋骨を囲う後ろ側が固定されてしまうのです。

そのため、本来どこも固定されていないのに、

姿勢を良くしようと間違えたことをすることで、

後ろ側が固定されてしまう分、肺が膨らみにくくなります。

そうなると、呼吸がしにくくなり、息苦しさが出るのです。

試しに思い切り猫背になって呼吸すると、

その違いが解るのではないかと思います。

勿論、その他にも息苦しさの原因はありますが、

姿勢を正して息苦しさが出る場合、

そもそも姿勢が正せていないことが殆どです。

正しい姿勢の正し方は、胸を張るのではなく、

胸を起こす方向に引き上げることです。

ただ、これもやり方を間違えると反り腰になるので、

リハビリ師や整体師などの指導の元確認するようにしてくださいね。

自律神経失調症から肩こり、腰痛まで何でもお任せください。

ストレートネック、猫背、平背、反り腰、骨盤などの、

姿勢矯正から、正しい姿勢の取り方まで。

身体を良くするには姿勢を良くするのが必須です。

姿勢を良くするには、時間のかかる、

1分以上の筋トレ不要、ストレッチ不要、体操不要です。

上記のものはその時使う筋肉ですが、

姿勢を良くするのに使う筋肉は常に使われる筋肉です。

マラソンの体力や筋肉が短距離走でつかないのと同じで、

短時間の運動や、トレーニングでは姿勢改善は見込めません。

正しい姿勢指導、矯正のお手伝いをさせてください。

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