こんにちは!
自律神経専門「におカイロ整体院」院長の鳰です。
本日は「薬を飲むのはやめた方が良いですか?」です。
一昔前に「薬は毒」みたいな広告が出て一悶着ありましたね。
それえやめたことで健康になった人とか、
辞めちゃってお医者さんに怒られた人とか、
様々な人がいたように思います。
勿論、辞めて健康になった、というのは喜ばしいことですが、
命の危機に当たるような人も、もしかしたらいたかもしれませんね。
変な話、死人に口なしなので、亡くなっていても、
「薬を辞めてて亡くなった」とは報道されないでしょうから、
これについては推測しかできません。
今回は薬についてのお話です。
薬を飲むのはやめた方が良いですか?
私個人としては、薬を飲むことは殆どなく、薬反対派です。
しかし、祖母も父も沢山薬を飲んでいるので、
「薬を飲むんじゃない!」と激しいことを言うつもりはありません。
薬のことを、皆さんどう考えるでしょうか。
私は食養術を学んだ時、
「薬は人の身体の能力を超えたもの」
という一文を見て、すごく腑に落ちたのを覚えています。
だって、普通に考えて怖いですよね。
例えば、痛みって、痛みを起こす原因があるから起こるんですよ。
簡単に言えば、指先が切れていたり、骨が折れていれば、
そこで組織が炎症を起こしているから、痛みが出ます。
しかし、痛み止めはそんなのをお構いなしに痛みを無くしてしまうのです。
勿論、上記のように明確な原因があるのであれば、痛み止めはやむなしです。
私は虫歯でも、肋骨を骨折しても痛み止めは飲みませんでしたが、
こればっかりは安静にして置いておくしかないので、
痛みに耐えるよりも、薬を飲んでしまった方が楽かもしれません。
問題は、頭痛や腹痛などに対する痛み止めや、
便秘、下痢に対する腸整剤などです。
炎症を起こす原因があるのに、痛み止めで無理やり抑えた場合、
本来は大切にしないといけないのを無視してしまっていたり。
内蔵が動けないことで下痢や便秘になっているのに、
無理やり内臓を働かせることで、内臓の負担をかけてしまいます。
その結果、状態が更に更に悪くなり、
どうしようもないくらい悪化してから、薬が効かなくなり、
病院は治らない、と思ってしまい、整体などに来る方が多いです。
そして、病院で散々悪くしたのに、整体では数回で治せ、
そういうことを言うモンスターになってしまうわけですね。
治りませんて。
無理やり痛み止めで痛みを止めていたのに、
痛み止めを超える痛みを、一回で治せたら、それは神経が麻痺しています。
だから、個人的に薬は嫌いのなので、反対派です。
ただ、逆に言うと、薬を飲みながらでも、整体を受ける人は応援しています。
表に出ている症状を薬で抑え、整体でその原因をつぶしていく。
そう考えれば、合理的ですし、治るに加え、薬も辞められるかもしれません。
勿論、薬を飲み続ける方を邪険に扱かったりはしませんけどね。
寧ろ、薬で無理やり身体を安定させている人の場合、
身体が正常に働いていないので、薬を辞めたら絶対にダメです。
身体がちゃんと働いていないのに、薬でなんとか回っていたところ、
辞めてしまっては回らなくなるので、本当に死ぬかもしれません。
薬は飲み始める前に、ちゃんと身体を整えましょう。
年を取ったら皆薬を飲むものだ、というのもあまり正しくありません。
なんせ、お年寄りで薬を飲んでいない方もいるのですから、
年を取ったら絶対に薬を飲まないといけない、なんていうことはないのです。
ただ、結局薬に頼っていた方は、
身体が薬の効能に依存しているので、
自己判断では絶対に辞めてはいけません。
ただ、痛み止めや睡眠薬であれば、そこまで悪くはありませんが、
今まで無理やり抑えていた痛みや、無理やり出していた眠気がなくなり、
日常生活に支障をきたす可能性は非常に高いです。
辞める際には、絶対にお医者さんと相談。
そして、整体など、何か身体のケアをするものと組み合わせてくださいね。
当院では薬から卒業される方も多数いらっしゃいます。
若ければ若いほど、辞めるのは簡単です。
年数が重なると、治るにはかなりの日数が必要になります。
早めに決断してくださいね。
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