こんにちは!
自律神経専門「におカイロ整体院」院長の鳰です。
本日は「無理にポジティブになる必要はない」です。
一般的な整体院では、
「あなたは良くなっています!良くなっていると信じましょう!」
ということが多いようです。
私も以前まではそうだったのですが、
自律神経のに特化した整体院として看板を出した時、
それはやめることにしました。
これは簡単なことで、
ネガティブになっているのは、身体に問題が生じているからなのです。
そして、そいの問題が残っているにもかかわらず、
「私は良くなっている。大丈夫だ」と信じるのは、
凄いストレスがかかることだと思います。
しかし、ポジティブになるのは、治療効果としては、絶大です。
では、何故ポジティブになれないのでしょうか?
本日はそれについて書いていきます。
無理にポジティブになる必要はない
![](https://image.jimcdn.com/app/cms/image/transf/dimension=332x10000:format=png/path/s11afe1be047e9ec6/image/i5a7ac93b717b1e3d/version/1656985152/image.png)
感情というのは、基本的には自律神経に操られています。
怒りやすい人は交感神経が、穏やかな人は副交感神経が働いてます。
だから、感情というものを操作するのは難しいんですね。
怒ったり、穏やかになったり、それらが激しい人は、
自律神経の乱れが大きく、極端に両方に偏ります。
だから、怒った後にやさしくするなど、DVのような態度になるわけですね。
そういう人は、周りにいる人が振り回されますし、
何より本人が自律神経の切り替わりが激しいせいで疲れます。
しかし、結局それ自体は自律神経の影響によるものです。
性格などではないので、自律神経が整うことで、
その感情の起伏はどんどん穏やかになります。
なので、交感神経の働きが強い人が、
イライラしている時に落ち着こうとすると、それは凄いストレスになります。
収まるはずがないですよね。
身体が戦いのモードになっているのですから。
これは、ポジティブ、ネガティブについても同じだと思います。
交感神経が優位な人は、頭が働き過ぎるので、
ネガティブになることも多いです。
この、働き過ぎるというのは良いことではなく、
不要なことまで考えてしまうので、ネガティブに傾きやすかったりします。
だって、施術を受けて、セルフケアを教わったら、
とりあえずはそれをやってみよう、となりますよね。
でも、交感神経が強い方は、
それでも良くならなかったらどうしよう。
お金が無駄になったらどうしよう。
時間を無駄にしたらどうしよう。
と、様々なことが勝手に思い浮かぶのです。
だから、自律神経が整えば、勝手に良くなったのを自覚出来ます。
自律神経が整えば、考えすぎるのが止まるので、寝つきも良くなります。
寝つきが良くなれば、身体が回復できるようになるので、
勝手にどんどん身体は良くなっていくのです。
多くの整体院も、患者さんもそうなのですが、
私たちは施術をするから、身体が良くなるのではありません。
私たちは、身体を良くするスイッチを入れて、
後は勝手に身体が治してくれるのです。
だから、自律神経を整える必要があり、
患者さんご本人は自律神経を乱さない努力が必要なのです。
そこに関しては、ネガティブだろうが、
ポジティブだろうが、関係ありません。
なので、私は、
「自律神経のせいで不安になっている状態です。
無理にポジティブになる必要はありません。
なので、感じたままを教えてください。
何が良くなった、何が悪いまま、というのをお互いに確認しましょう」
とお伝えしています。
施術で客観的な検査を使っているのに、
受け手には主観的なものをお伝えするのは変な話ですもんね。
飽くまでも、ポジティブというのは、結果出てくるものです。
無理にポジティブになろうとすると、メンタルでの差異で
大きなストレスがかかるので、ご注意ください。
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