私は筋トレを週6しています。
これを現在、1年半続けています。
何故これを始めたか。
単純に、筋肉をつけるのが好きだからです。
なので、筋トレはただ趣味でしています。
健康促進を図るとしたら、私は絶対に筋トレは選びません。
昨今、色々なところで筋トレが勧められていますが、
そもそも筋トレが勧められているのは何故なのでしょう?
正直、ここの理由は私は全く分かりません。
運動は身体に良いですが、その中の筋トレはむしろ身体に悪いと思っています。
というか、運動(有酸素)は身体に良い、というのが、
勝手に拡大解釈され、筋トレも身体に良い、となっている気がします。
そもそも、個人的には健康目的であれば、ジョギングも反対です。
3~40分続けられる運動でないと意味がないと思っているので。
なので、健康のためにするのであれば、ウォ-キング以外はどうかなぁ、という感じです。
話が少しずれましたが・・・。
筋トレは勿論、する方が良い方も居ます。
しかし、その数はごくごく少数です。
今の筋トレの意識を変えるのが大切です。
もし、健康のために筋トレを選ぼうとしているのであれば、
これを読んでもう一度考えてみてくださいね。
1.筋トレの意味とは?
1-①筋肉増強
1-②満足度
1-③理想を目指す
2.どういう作用で筋肉がつく?
2-①筋肉に負担をかける
2-②筋肉が再生する
2-③本来求めるのは筋力で筋肉でない
3.やめた方が良い人
3-①筋トレが嫌い
3-②不調を抱えている
3-③普段楽に過ごしたい
4.総括
5.関連リンク
まず、知らないといけないのが、筋トレの意味ですね。
筋トレは何のためにしますか?
健康のため?
日々の負担を減らすため?
仕事を楽にこなすため?
体力をつけるため?
上記の理由であれば、筋トレは選択肢に入りません。
健康の為であれば、ウォーキング。
日々の負担を減らしたいなら、姿勢。
仕事を楽にしたいなら、仕事に合わせた動き。
体力をつけたいなら、ジョギング。
と、用途が全く合わないのです。
いくら重い荷物を持つとしても、
筋肉が大きくてもそこまで意味はありません。
大切なのは、筋力です。
筋肉と筋力の違いも簡単にご説明しますね。
筋力は実際に持ちあげられる力。
筋肉は筋肉の量です。
そして、
筋力=筋肉×神経発達
です。
つまり、大きな筋肉がついても、
動き・・・神経が発達しなければ意味がありません。
逆に言うと、筋肉が小さくても、神経がちゃんと発達していれば、
重い物を持つことも可能ですし、効率的に仕事をすることも可能です。
なので、筋力を上げるのに重要なのは筋トレよりも、身体の使い方です。
いくらベンチプレスで重いものを持ち上げても、
体幹を使えなければ意味がありませんし、
その動作でしか鍛えてなければ、その動作でしか筋力を発揮できません。
なので、全く用途が変わってしまうのです。
多くの方が間違えるのが、上記の通り、筋肉と筋力の違いです。
筋肉が強くなれば筋力が上がると思っている方が多いのですが、
残念ながら、いくら筋トレをしても筋力は即上がることはありません。
ただ、先に書いた通り、筋肉は大きければ大きいほど、力を発揮します。
そのため、飽くまでも仕事や運動の補助には使えます。
しかし、筋トレだけでは筋力が上がっていかない、
というのは絶対にご理解ください。
筋トレで最も大きい効果はこれです。
重いものを上げたという達成感や、やっているという満足度ですね。
これにより、メンタルが満足するので、ストレス解消などになります。
しかし、逆に言えば、それらを感じられないのであれば、無駄です。
「重いものを上げたからなに?」
「健康のためにやっている」
という方はすぐにでも別の健康法を取り入れるのがお勧めです。
ボディビルダーの方や、モデルの方など、
健康とは全く違う次元で筋トレを行っている方も居ますね。
そういう方は、是非とも筋トレをするべきです。
筋トレは筋肉を増やすので、身体にボリュームが出ます。
男性であればマッチョに、女性であれば胸やお尻を大きくするのに使いますね。
そういう目的であれば、筋トレはする意味があると思います。
ただし!
飽くまでもそれは理想の身体を作る手段です。
健康とはまた違う次元というのをご理解くださいね。
筋肉と筋力の違いはご理解いただけたでしょうか?
飽くまでも、筋肉はボリュームをつけるものです。
重いものをシャカシャカ上げても、子供の抱っこは楽になりませんし、
いくらスクワットをしても、腰痛予防にはなりません。
飽くまでも、ただ筋肉のボリュームが上がるだけ、とご理解ください。
スポーツ選手に筋トレが必要なのは、その筋肉を使い切るからです。
同じ運動を繰り返し、使える筋肉にするからです。
なので、筋トレをしたうえで、子供の抱っこを続ければ別ですが、
筋トレだけでそれを楽にするのは無理だと思ってください。
余程ムキムキであれば負担になりませんが、
そこまで行くよりも、負担を減らす姿勢を覚えるほうが効率的です。
筋トレをすると、筋肉がダメージを受けます。
そして、その筋肉は今までのその負担に負けないよう、
より大きな筋肉になれるように回復しようとします。
その結果、筋肉が大きくなるのです。
ここでプロテインを入れると良いと言われますが、
余程、大きくしたい!ということが無ければ、
普段の食事でも十分だと思っています。
筋トレを学び始めだと沢山のプロテインやサプリを調べますが、
それ以上に大切なのは筋トレの頻度と仕方ですので、
最初の方は意識しなくても十分でしょう。
実際、私は一切プロテインやサプリを飲みませんが、
肥大化しているので、基本的には要らないと思っています。
そして、ここが最も重要です。
上記に書いたのは、飽くまでも「筋肉」が増える話です。
「筋力」というのはまた全く別の問題です。
筋力を上げるには、効率の良い動きをするしかありません。
例えば、野球の素振りは、この筋力の部分を上げます。
その動きに必要な筋肉を使い、
その動きに必要な神経が働くようになり、
その動きに必要なタイミングで筋肉が作用するようになります。
これらは筋トレでは絶対に使えるようになりません。
当たり前ですよね。
筋トレは基本的に効率の悪い身体の使い方をします。
そうしないと筋肉に負担をかけるのが難しいからです。
なので、生活の中で生きる、筋肉同士の連動、
というようなものを無理やり使えなくしているのです。
だから、筋力自体は殆ど上がることがないのです。
筋トレが悪い方向に働く方は意外と多いです。
というか、プラスに働く人の方が少ないような感じですね。
まず、筋トレはした方が良い、
しないといけない、という考えはなくしてください。
基本的に無理してする必要はありません。
何より、したい方は、多いにするべきですが、
人に矯正されたり、するのは絶対にやめてください。
筋トレで体調を崩している方は、
思っている以上に非常に多いです。
まずは、これ。
意外と多いのですが、嫌いなのに健康のために、としている方が居ます。
今すぐに辞めてください。
そもそも、筋トレは身体に悪いです。
その上、嫌いであれば、心身をいじめているのと同じです。
何故筋トレが身体に悪いか。
簡単に言うと、筋肉を無駄に過剰に使うからです。
歩き過ぎ、走りすぎは身体に悪いと言いますよね。
筋トレはその比でないくらい、筋肉をいじめます。
なので、身体への負担が非常に大きいのです。
嫌いなのであれば、今すぐやめてください。
動くのが嫌いだとしても、ウォーキングのほうが効果的です。
これまた意味が解らないのですが、
肩こりや腰痛を抱えながら筋トレをする方が居ます。
それらの症状は筋トレでは治りません。
筋トレは身体を酷使して、筋肉に負担をかけるものです。
その為、筋肉はより疲労が濃くなり、より固くなります。
つまり、悪化するんです。
腰痛や肩こりの原因は筋肉の固さです。
それを筋トレは増強させます。
理論的に考えれば、不調が良くなるわけがありませんよね。
勿論、ほぼないくらいの重さで筋トレすれば緩んでいきますが、
それはそもそも筋トレではなく、体操ですね。
筋肉をつけて普段の負担を減らしたい!
という方も多くいますよね。
筋トレを選ぶのは間違えています。
あなたがするべきことは、良い姿勢をとることと、
ウォーキングなどの有酸素運動で体力や耐久性をあげ、
全身の血流を良くすることです。
断じて、要らない筋肉をつけることではありません。
筋トレは良い良いと言われていますが、
実際には良いものではありません。
様々な論文なども発表されていますが、
それらの論文の多くは筋肉量であったり、運動であったり、
筋トレが良いということは少ないのです。
そして、病院などでも筋トレを勧められることが多いようです。
しかし、筋肉が使われすぎて固くなり症状が出ているのに、
更に筋肉を酷使する筋トレが身体に良いわけありませんよね。
健康になりたいのか。
漠然と筋トレをするのか。
それとも、筋トレでかっこ良い身体を作りたいのか。
自分の考えと合うようにセルフケアを選んでくださいね。