昨今、姿勢を気にする方が増えてきているようです。
当院も
「姿勢を改善したい」
「猫背を治したい」
「反り腰を治したい」
という方が多く来られます。
姿勢指導もサービスの一つなので、当たり前といえば、当たり前なのですが・・・。
このページでは姿勢改善の必要性と、効果。
そして、何故当院なら姿勢改善が期待できるのかを書いていきます。
1.姿勢とは
1-①よくある悪い姿勢
1-②よくある間違えた姿勢
1-③よくある間違えたトレーニング
1-④よくある間違えた家具
2.何故当院なら姿勢が治るのか?
2-①骨を整えます
2-②筋肉を整えます
2-③正しい姿勢の取り方をお伝えします
2-④正しいトレーニングをお伝えします
3.姿勢が良くなると治る症状
3-①腰痛
3-②膝痛
3-③背中の痛み
3-④しびれ
3-⑤神経痛
3-⑥外反母趾
3-⑦足底筋膜炎
3-⑧O脚
4.総論
5.関連リンク
姿勢を良くしたい、という方が多いですが、そもそも姿勢とは何でしょうか。
皆さん、姿勢というと背筋だけを気にします。
勿論、最も大切なのは身体の幹となる背骨なのですが、
それを気にしすぎて姿勢を逆にゆがめる方も多いです。
また、姿勢を間違えている方も多く、あまり良い姿勢ではないものの、
カッコよく見えたり、良く言われる悪い姿勢を避けて変な姿勢になり、
結果、一般的な悪い姿勢よりも姿勢を崩す方がいます。
初めに、本当に良い姿勢を書いておきますね。
鏡に自分の横側を映します。
・耳
・肩の骨
・股関節
・膝の皿
・外くるぶし
が一直線になっていれば、良い姿勢です。
人によってどこがずれているかはありますが、
これがずれたら、それは良い姿勢ではありません。
それを踏まえたうえで、姿勢について学んでいきましょう。
悪い姿勢と言われると、大体の方が思いつくのが、猫背でしょう。
座った姿勢だと、腰で座ったり、足を組んだりも思い浮かびやすいですね。
後は巻き肩やストレートネックでしょうか。
猫背は専門的に言うと、上部胸椎(背骨の肋骨のついている骨の上の方)
が後ろに大きく出ている状態を指します。
背の高い方や、胸の大きな女性、自分に自信のない方は、
このような姿勢になり、肩や首が固まってしまいます。
その姿勢の方があらゆる面で楽なので、猫背を選択します。
足を組む方は、骨盤が歪んでいます。
簡単に体験できるのですが、足を組んで背骨をまっすぐにしようとしてみてください。
上に組んだ足の方に倒れそうになると思います。
なので、骨盤が左右で下がっているほうの足を上に組むと、
その方は骨盤が安定するので、足を組んだ姿勢が楽になるのです。
巻き肩に関しては、猫背に近いですが、一般的に人は胸の筋肉が強いです。
そのため、肩が内巻きになり、巻き肩という状態になります。
デスクワーク、料理をはじめ、普段する作業も腕を内側に回したものが多く、
腕も重いので、内側に入りやすいのです。
ストレートネックに関しては、特に最近増えてきています。
スマホが一般化し、顔だけ下を向けるので、
本来頚椎(首の背骨)は後ろに沿っているのですが、
重い頭が前に出て、頚椎が真っすぐになってしまいます。
以前の携帯電話であれば、片手操作が出来ましたが、
スマホは重さもあり、両手動作することが多いでしょうから、増えてきていますね。
姿勢を気を付けている方々は、皆さん、これらはできているのです。
しかし、一般的な悪い姿勢がないので、良い姿勢になっているように見えるものの、
これらを逆にしてしまったものがあるため、体調を崩す方が多いです。
上記の姿勢は片方に極端に出てしまった結果出るものなのですが、
それを出さないために逆に出し過ぎている場合もあります。
この説明だとわかりにくいので、さっそく例を挙げますね。
猫背は胸椎上部が後ろに飛び出ている状態です。
なので、それをしないように、極端に胸を張る人がいます。
今度は、逆に胸椎上部がまっ平になってしまいます。
胸椎は猫背ではまずいですが、まっ平になると余計にまずいです。
猫背まで行かない程度に曲がっていないと、肋骨の動きが悪くなります。
なので、猫背を治そうと胸を張り過ぎる方も、様々な症状が出るわけです。
足を組む方で「最近は両方で組むようにしました」という方もいます。
是非とも、すぐにやめてください。
骨盤の最も良いのは言うまでなく、地面と水平の位置です。
なので、左右で船を漕ぐようにしてしまうと、治るどころか、
背骨をグチャグチャにして、いろんな歪みを出します。
巻き肩改善に関しては、猫背と同じですね。
腕は多少内巻きでないといけないのですが、開き過ぎていると、
今度は胸椎が前に押し出されるので、良くありません。
そして、肩をきにするばかりで、反り腰になる方います。
反り腰は勘違いされやすいのですが、非常に悪い姿勢です。
腰痛、痺れ、外反母趾などなど、様々な症状に波及するので、
まずは肩から気を付けてください。
ストレートネックに関しては、無理やり頭を後ろにもっていく方がいます。
本当にやめてください。
そうすると今度は首の前側の筋肉も固まるので、寝違えなどを起こしやすくなります。
そもそも、無理やりしているだけなので、絶対に不具合が起こりますし、
無意識な時は戻ってしまっているので、なおのこと悪いです。
結局、姿勢というのは筋力不足と間違った身体の使い方のせいで起きています。
なので、それを改善するためにトレーニングや筋トレをしている方がいるのですが・・・。
残念ながら、それも間違っていることが多いです。
姿勢が崩れているときには、身体のどこかの筋肉が極端に働いています。
その結果、その筋肉が固くなり、身体を戻せない状態になるのです。
猫背の人が背筋をしてもダメですし、反り腰の人が腹筋をしてもダメです。
大切なのは、その原因となっているところを緩めることです。
例えば、猫背の人は腹筋が固まっていることが非常に多いです。
腹筋は身体を前に引っ張っているにもかかわらず、
筋トレでは背筋を鍛えるとどうなるでしょうか。
簡単ですね。
前と後ろから引っ張られ、綱引きのような状態になります。
結局、腹筋も背筋も両方使うことになるので、
猫背どころか、反り腰やストレートネックまで助長する場合があります。
そして何より、正常であればいらない力を使うので、
疲れやすく、血流も悪いので、様々な症状が更に起きるようになるのです。
スクワットなども同じですね。
スクワットのせいで腰痛になる方、膝の痛みが出る方。
坐骨神経痛や、外反母趾を助長させるかたを今まで何名も見てきました。
なので、特に医師や整体師、リハビリ師の方から出された筋トレ以外は、
基本的にしないほうが、身体には良いことが多いです。
施術をしていく中で、なかなか良くならない方がいます。
上記の「筋トレは良いと思ってしていた」という方もですが、
巷で噂の家具を使っているせいで良くならない、という方もいます。
こればかりは、根掘り葉掘り確認することで、やっと原因が追究できます。
一番厄介なのが、ご友人や、有名人が良い、といっているものに引っ張られていることです。
変な話ですが、会ったばかりの身体のプロよりも、
ご友人や長く見ている芸能人の方が信頼が厚いので、
なかなか聞き出せず、そして、修正も難しいのです。
勿論、2~3回ほどすると、正しいことを言っていると信じてくれるので、
そこからやっと家具や家での過ごし方を変更できます。
特に多い間違いは、
・柔らかい椅子、布団、ベッド
・骨盤矯正椅子
・車でのクッション
などです。
そもそも、ご友人も、芸能人の方も健康のプロではありません。
なので、その辺は私たちに任せてくださいね。
皆さん、姿勢が良くなったと感じるのはどういう時でしょうか。
基本的に、施術を受けた直後は特に感じやすいと思います。
しかし、施術を受けた後に姿勢が良くなる、なんていうのは当たり前なのです。
では、姿勢が治ったと、一番客観性があるときはいつでしょうか。
それは、久しぶりにあったご友人や、ご家族に「姿勢良くなったね」と言われた時です。
私自身、患者さんからそれを聞いた時が一番うれしいです。
「え、良くなった時じゃないの?」
と思われるかもしれませんが、変な話、身体が良くなるのは当たり前なのです。
長年困ってきた方々でも、当たり前に良くなっていきます。
しかし、結局姿勢が悪ければ、症状はすぐに戻るので、ずっと通ってもらわないといけません。
勿論、私も商売なので、来ていただければ嬉しいのですが、
正直、職業柄、患者さんが健康になるのがもっともうれしいです。
そして、姿勢が良くなる、ということは、身体の使い方そのものが良くなるので、
再発しにくくなり、不調が出なくなっていくのは最高に思えるのです。
活動的になった、という話も好きです。
「何十年と放置していた部屋を片付けた」
と聞くとうれしくなります。
大体の方が頑張り過ぎて体調崩しますけどね(笑)
そのため、当院では姿勢をしっかりと治して、
健康を維持できるような施術を行っているのです。
先に書いた通り、基本的に悪い姿勢というのは、背骨と骨盤のゆがみです。
なので、当院ではDRTという手技で、最初に背骨を揺らし、
骨に動きを出すのと共に、骨の位置を矯正します。
一般的なカイロプラクティックでは、
ゴキッ、バキッ、とするので、揺らすだけの当院の施術は物足りない方もいるようですが、
背骨を全て整えるので、取りこぼしがなく、全部整います。
そして、何より基本的にはうつ伏せで寝ているだけであり、
患者さん側には施術中、特に何かしてもらうこともないので、
リラックスして受けることができます。
姿勢が悪いままの場合には、筋肉が固くなると上では言いました。
そのため、当院では背骨を整えた後、固くなっている筋肉を整えます。
骨が正常な位置になった後なので、全身の筋肉は正しい緊張に戻ります。
その状態で筋肉に指圧を入れるため、効果は倍増するのです。
また、当院の指圧は気持ちが良い、よりも効果を追い求めています。
そのため、ご本人が辛い、気持ちが良い、というところよりも、
原因になっている筋肉を整えることで、さらなる効果を引き出します。
勿論、気持ちも良いので、いびきをかいて眠っている方も多いですけどね。
ここまでで、骨と筋肉が整いました。
無重力空間に行けば、身体は重力に逆らうことなく、良い姿勢が取れます。
しかし、私たちがいるこの空間は重力があります。
そのため、良い姿勢を意識しなければ、以前の姿勢に戻ってしまうのです。
筋力が無かったり、身体の使い方が下手な方は、自分なりの楽を求めています。
なので、施術後身体がユルユルになっても、また自分なりの姿勢に戻ってしまうのです。
正しい姿勢の方が楽なのですが、身体がそういう使い方をで慣れてしまっているのです。
なので、良い姿勢をとれるまでは、かなり気を付けなくてはなりません。
これを疎かにすると、直ぐに姿勢が悪くなり、状態も悪くなります。
なので、不調が出るたびに施術を受けなくてはならず、
終わったときには姿勢が良くなった。
行かないと姿勢が悪くなるのよね。
という、時間とお金の無駄をしないといけなくなるのです。
当院は正しい姿勢の取り方を細かくお伝えします。
細かすぎて嫌がられることもありますが(笑)
それでも、姿勢が良い状態を維持できるようになった方には、
不調が殆どでなくなるので、すごく感謝されます。
1章で書いた通り、大体の方が、自己流であったり、
アレンジの入ったトレーニングをしてます。
何故そうなるかというのは、非常に簡単な話なんですね。
トレーニングが複雑すぎるんです。
例えば、良い姿勢をとってください、というのは簡単です。
そして、良い姿勢を頭に意識するのも簡単です。
でも、実際に自分が良い姿勢を取れているかって、
確認しにくいし、自覚しにくいんですよね。
また、トレーニングのフォームも皆さん、当たり前に崩れています。
スクワットでは膝がつま先より前に出たり、腰をそらせなかったり。
プランクではお尻を上げたり下げたり。
マシントレーニングでも、初回から代償を入れたりと、
皆さん滅茶苦茶なトレーニングをしています。
そもそも、健康のためにはマシントレーニングは勿論、
スクワットやプランクすら別に必要ありません。
良い姿勢を取ることと、ストレッチさえしていれば良いのです。
なので、そのストレッチと、ごくたまにトレーニングをお伝えしています。
そして、最初の方でお伝えした通り、難しいものの場合には、
すぐに自己流になってしまうため、簡単なものしかお伝えしません。
それでも治るので、それ以外のものは基本的に要らないわけですね。
先に言った通り、良い姿勢を取ると、身体は正しく使われるので、
様々な症状が改善していきます。
背骨が整うので、自律神経は勿論良くなりますし、
筋肉が正しく使われるので、腰痛や肩こりなども改善していきます。
なので、今回はおそらく姿勢を改善したい、と思っている方で、
特にこれらの改善を期待しているのではないか、と思うものを上げてみました。
姿勢を治さないと絶対に治らないものです。
何処に行っても治らない、という方が、姿勢を治すと良くなる方ばかりです。
しかし、その姿勢を改善するには、偏った身体の使い方を治さないといけません。
簡単に言えば、腰の筋肉を過剰に使い過ぎている状態です。
その結果、反り腰になり、腰痛という症状として出ます。
なので、反り腰を治し、腰以外の筋肉を使う癖をつけると、
腰の負担が減るので、勝手に痛みがなくなっていきます。
勿論、腰を多く使う仕事の方でも、筋力がない方でも、
普段腰だけで持っているものを、お腹も使うようになるので、
姿勢を改善して、筋肉の負担を散らすことが、最も改善には早い手段と言えます。
勘違いされている方が多いのですが、膝の痛みは体重増加や、
筋力低下の影響だけではありません。
そもそも、膝の痛みを出しているのは筋肉ですが、
その筋肉は本来歩くときなどに多く使われる筋肉ではありません。
では、何故膝が痛くなるのか?
本来、歩くときにそこまで使われることのない筋肉が、
大きな負担をかけられることで、筋肉が固まり、
その固まった筋肉をそれでも使い続けるため、痛みが生じます。
そのため、過去には姿勢を治す指導だけで膝が治った方がいます。
勿論、姿勢指導だけで治した方は、実験的に行ったもので、
1日もしたら姿勢が戻ってしまったので、施術も重要ではありますが、
逆に言うと、姿勢を治さない限りは膝はまた痛みが出るという証拠になるでしょう。
膝の痛みに関しては、太ももの筋肉をいくら鍛えても、
結局は負担がかかれば固まってしまうので、痛みはそのうち出ます。
負担量が違うとはいえ、ボディービルダーでも、サッカー選手でも膝の痛みは
出ることを考えると、筋トレで治すにはどれだけの筋肉が必要なのでしょうか。
それだったら、最初からそこの筋肉を使い過ぎないようにするほうが、
効率的で、根本的な治療になるのではないかと思います。
背中の痛みは姿勢を気を付けている方に多く出たりします。
猫背や巻き肩を気にするあまり、肩甲骨を引き過ぎて、
肩甲骨の間に痛みが出る方です。
上記の間違えやすい姿勢、で書いた通り、
肩甲骨を引き過ぎるのは良い姿勢ではありません。
また、猫背の方でも勿論出ます。
背中の筋肉を無理やり伸ばしてバランスを取っているので、
背中の筋肉が伸ばされ続け、固まり、痛みを出すようになってしまうのです。
マッサージなどで治る方も多いですが、
「姿勢が悪いですよ!」と言われて更に胸を張り過ぎて、
また背中に痛みが出るようになる方は多いです。
正しい姿勢を再認識してくださいね。
しびれに関しては、ほぼ姿勢のせいと言っても過言ではありません。
しびれが出る理由は大きく分けると2種類あります。
1、血流が悪くて神経がビリビリする(正座や腕枕)
2、神経が圧迫されてビリビリする(坐骨神経痛やすべり症)
1の血流の悪さで出る痺れは、特に指先に出る方が多いと思います。腕も足もですね。
血管が通りにくくなるほど筋肉が固まるせいでそうなっています。
では、筋肉はどうして固まるでしょうか?
今まで散々書いてきた通り、悪い姿勢で極端に負担をかけるからですね。
なので、頑張って筋肉を緩めても、姿勢が変わらなければすぐに戻ってしまうのです。
だから、いくらマッサージに通っても一時的にしかしびれはとれません。
足がしびれたから正座を崩したのに、また正座をする、みたいなものですね。
2に関しては、骨の歪みと、筋肉が絡み合うせいで出ています。
1に関しては、筋肉がほぼすべての原因なので、解決は簡単です。
しかし、2の場合には、しびれている場所ではなく、そのさらに上で、
障害や不具合が起きているので、改善には時間がかかります。
何より厄介なのが、出ているところをいくらマッサージしても変わらないのです。
そのため、どんどん不安が強くなり、それがストレスに変わり、
もっと身体を固めていってしまうのです。
大切なのは、その原因となるところ・・・背骨や、骨盤を治すことです。
逆に言うと、それしかありませんし、更にそれをゆがめて居る姿勢を続ければ、
また歪むので、それは戻ってしまうのです。
神経痛は神経が過敏になってしまっている状態です。
では、何故神経が過敏になっているのでしょうか?
しびれと同じで、神経が過敏になるのは、神経の出口に原因があります。
神経に血がいったり、神経の電力が上手く行かなかったりすることで、
正座の後と同じような状態になり、神経が過敏になるのです。
なので、そのこの筋肉を使ったときなどに強い痛みが起こり、
ビリビリと痛み、マッサージをしても治らない痛みとなるのです。
大切なのは神経と血の流れを正常に戻すことです。
そして、戻した後には、しびれの時と同様に、再発しない姿勢を作る必要があるのです。
外反母趾は足の親指の変形です。
本来、真っすぐになっている親指が、小指側を向いてしまいます。
昔は女性に多い症状だったのですが、今は男性にも増えてきています。
外反母趾といえば、高いヒールを履いている方に多いイメージがあると思います。
先の細いヒールを履くことで、指が外向きに逃げるので、親指が外を向きます。
しかし、今時は高いヒールを履かない人でもなります。
男性でもなるので、当たり前と言えば当たり前ですね(笑)
先の細い靴、と書きましたが、靴は基本的に先が細くなっています。
脚の形状、それは当たり前のことですね。
そのため、ヒールのようにとがっていなくても、親指は外に押し出されやすいのです。
では、つま先にガンガン足が突っ込む姿勢とはどんな姿勢でしょうか。
それが、反り腰になります。
なので、外反母趾の方は、膝の痛みや腰痛が併発していることが多いです。
そして、皆さん一生懸命指を開こうとしていますが、
外反母趾は歩き方、ひいては、姿勢を改善しないと絶対に治りません。
いくら1~2時間足の指を開いたところで、靴を履いて歩いている時間は、
常に外反母趾にしようと頑張っているのだから当たり前と言えば当たり前ですね。
外反母趾は姿勢を治して、筋肉が緩めば治ります。
当院では80代の方が変形を治しました。
私も驚きました(笑)
脚の裏に痛みが出る症状です。
かかとや、土踏まず、足の指の付け根など、
人によって出る場所が大きく変わります。
立っている姿勢が長い方や、長距離競技を行う方に出やすいものです。
脚の裏には足底筋膜、という足をグーパーする筋膜があります。
それが炎症を起こし、その筋膜上に痛みが生じるのが、この状態です。
足底筋膜炎はその足底筋膜が無理やり伸ばされることで、
徐々にダメージが蓄積していき、炎症を起こすことで症状が出ます。
正しい姿勢の場合には、かかとに近い場所に体重がかかるのですが、
重心が前にある場合には、常に足の裏の筋肉が伸ばされた状態になります。
結果として、伸ばされ続けた足底筋膜に炎症が起き、痛みが出ます。
そのため、足の裏の筋肉を緩めると痛みはなくなります。
しかし、結局また重心が同じところにある場合には、
足底筋膜は伸ばされ続けるので、炎症が再発してしまうのです。
なので、根絶するには、重心そのものを治し、姿勢を改善する必要があります。
O脚は足がOの字に見えることから、その名前がついています。
ただし、膝と膝がぶつからないように、正常な人でも、
多少は膝の内側に空間は開いています。
かかとを付けて、膝を付けようとしたときつかなければ、O脚と言えます。
O脚の問題点は、見た目の悪さだけでなく、膝の痛みのリスクがあります。
また、放置していると、足周りの血流も悪くなるため、浮腫みも出やすくなります。
O脚は筋肉としては、太ももの内側が固くなっている状態です。
その筋肉が固いせいで、下腿(膝より下)の骨の内側を引き上げ、
結果的にくの字に曲がってしまうのです。
なので、内側の筋肉を柔らかくして、正しい姿勢を心がけることで、
骨が正しいところに修正され、O脚は改善の方向に向かいます。
ただし、背骨と同じく、骨が歪んでいる状態ですので、
治るまでには時間を要すると思ってください。
そのため、予防の意味もあり、姿勢は良好に保つことが重要となります。
いかがでしたでしょうか。
肩こりや、頭痛、自律神経などは除きましたが、
ほぼ全ての症状は姿勢から来ていると言っても過言ではありません。
そのため、良い姿勢を取る、というのが身体を治すには最短になるのです。
当院では姿勢を最重要に考えています。
そのため、姿勢を治すために骨と筋肉を調整する施術を行い、
良い姿勢を指導することで、良い状態を維持する重要性が理解でき、
良い姿勢を維持するための筋トレをお伝えしています。
特に多くの症状を抱えている方は、当院の施術はとても相性が良いです。
一番強く出てる症状を治そうとすれば、
良い姿勢を取るしかないので、それに付属する弱い症状は、
気が付いたらなくなっている、という状態が起きます。
そして、どんな症状も姿勢を軸に考えると、説明できてしまいます。
原因不明と言われたあの症状、この症状。
どんな症状でもお気軽にご相談してくださいね。