反り腰、すべり症対策のコルセットの使い方間違えてませんか?

コルセットは筋力が落ちると言われ、

コルセットの使用をやめる方が増えてます。

 

コルセットは確かに筋力の代わりをしているので、

筋力が低下する、とも考えられるのですが、

筋力の代わりをするからこそ、

痛みや症状の改善には効果があるのです。

 

筋力の代わりをする、ということは、

本来使われる筋肉が休めるのです。

 

つまり、炎症が起きていたりする場合には、

その筋肉を休ませられるので、

しないといけない作業をしながらも、

筋肉が休ませられます。

 

その為、本来正しくコルセットが使われると、

しっかりと筋肉を休ませられるので、

狙ったものが改善させられるのです。

 

ただし、間違った知識で使うと、

間違った筋肉を休ませ、本来休ませたい筋肉を働かせ、

結果として悪化につながる場合があります。

 

このページではコルセットの使い方の理解をしていきましょう。

目次

1.そもそもコルセットとは?

1-①筋力の代わり

1-②姿勢矯正能力

1-③固定

 

2.コルセットが有効な主な疾患

2-①腰椎すべり症

2-②坐骨神経痛

2-③ぎっくり腰

 

3.コルセットの使い方

3-①場所

3-②きつさ

3-③絶対に治療と併用

 

4.総括

 

5.関連リンク

1.そもそもコルセットとは?

当院ではコルセットの販売も行ってます。

勿論、患者さん限定ですが・・・。

安く仕入れているので、安く提供させてもらってます。

その価格1000円。驚きの安さですね。

 

当院で扱っているのは、コルセットというよりも、

腰ベルトと呼ぶ方が正しいかもしれません。

 

巷で良く売ってる幅広のものや、ゴムのもの。

あんな良いものは基本的には必要ありません。

 

コルセットの役割は、本来体幹を固定するものです。

良く骨盤を固定などと言われますが、

骨盤よりも体幹の固定に使った方が明らかに効果的です。

 

ただ、場所によっても効果が変わるので、

ここではそれについてお伝えしますね。

①筋力の代わり

コルセットの使われる機会で一番多いのがこちらではないでしょうか。

腹筋背筋の代わり、殿筋の代わりなど、

代わりをする場所に巻くことで筋力の代わりに扱います。

 

そこを押さえつけ、収縮しやすくなるため、

弱い力でもしっかりと動作をすることができるようになります。

 

その為、症状がないにもかかわらず、

日常使いをしてしまうと、筋力が低下する可能性はあります。

 

飽くまでも、負担が強くなる時や、

症状が強い間のサポーターと考えてお使い下さい。

②姿勢矯正能力

昨今、姿勢矯正をする商品が増えました。

コルセットも勿論その能力があります。

 

反り腰や骨盤の傾きなどに使われることが多いですね。

ただ、症状が無いのであれば、

この使い方はあまりお勧めしません。

 

①の通り、筋力低下する場合もありますので。

飽くまでも、一時的なものとお考え下さい。

③固定

骨折やケガなどで使われる場合もあります。

肋骨の骨折などで特に使われますね。

 

飽くまでも治療目的や、疼痛予防です。

動かさないことで回復させるので、

良くなったらすぐに使うのは辞めましょう。

2.コルセットが有効な主な疾患

当院でコルセットを扱うようになった理由は、

重症の方への対策です。

 

コルセットを併用することで、

回復力が劇的に上がります。

 

例えば、今まで当院の3倍の料金もする整体院で、

股関節専門院で治療してもらったにも関わらず、

全く効果が出なかった方が2回でほぼ痛みが無くなったり。

 

病院で腰椎すべり症と言われ痺れのあった方が、

一回でしびれが無くなったり。

 

施術後は良いものの、仕事の負担が大きすぎて、

数日後には慢性的に症状があった方が、

1か月効果が持つようになったり。

 

コルセットを正しく使うと、

こんなに良い効果が出るのです。

ちなみに、皆さん使っているのは、

当院で販売しているたった1000円の腰ベルトです。

 

これに関しては、腕が良いとかいろんなセミナーに行っているのは関係なく、

単に身体のことを知っていて、姿勢の重要性を知っているかどうかです。

 

コルセットを使うことで姿勢が簡単に良くなる。

筋肉の過剰な負担がなくなっていく。

 

この二つを理解しているかどうかで、

コルセットをお勧めするかどうかは変わるのです。

 

勿論、上記の3名は極端に早く良くなった方ですが、

その他の方も平均して改善は早まっています。

①腰椎すべり症

コルセットが最も効果を発揮するのがすべり症です。

というか、すべり症に関しては使わないと時間がかかりすぎます。

 

腰椎すべり症は凄く簡単に言うと、

反り腰が強くなりすぎているせいで、

腰の背骨が腰の神経を圧迫している状態です。

 

そのため、その反り腰がコルセットで改善されると、

痛み、痺れ、脱力感などがなくなるのです。

②坐骨神経痛

坐骨神経痛にも効果的です。

効果が出ないのは、骨盤を巻くせいです。

 

骨盤の歪みなどで坐骨神経が圧迫され出る症状ですが、

では、その骨盤はどこの影響で歪むでしょうか?

そう、腰の骨の影響何ですね。

 

なので、骨盤を圧迫しても殆ど意味がないのです。

③ぎっくり腰

これは恐らく皆さん理解しているかと思います。

ただ、多くの方が適当に巻くだけなので、損しています。

 

ぎっくり腰はコルセットだけでも治療できます。

当院の患者さんに

「この間ぎっくり腰になったけど、教わったコルセットの使い方したら治りました!」

と言われたことがあります。

 

本当はちゃんと治療受けてほしいですけどね(笑)

ただ、正しく使えばそれだけの効果も出せるのです。

ちゃんと腰が休ませられるからですね。

3.コルセットの使い方

最も大事なのが、コルセットの使い方です。

一応、文章では書きますが、本当に正しくまけているかはわからないので、

絶対に整体師や医者、看護師などの指示、そして相談の元お使いください。

 

使い方が間違っていると、全く効果が無い処か、悪化する可能性もありますので。

責任が取れませんので、飽くまでも参考になさって、

医療従事者にご相談の上、使用を開始してください。

①場所

コルセットを使うとき、

股関節あたりから覆う方が居るのですが、

それだと低過ぎます。

 

基本的には、腰とお腹を補助すると思ってください。

その為、当院のコルセットの場合は、

上端がおへそにかかるくらいとお伝えしています。

 

これはサイズによって位置が大きく異なるので、

医療従事者にご相談下さい。

②きつさ

きつさに関しては、きついほど良いです。

呼吸が苦しい、と思う方が居るかもしれませんが、

それだとお腹の方を巻き過ぎています。

 

基本的には、息を吐いて、お腹のへこんだ状態で使います。

この時、お腹をへこませるのに、腰などには力を入れないでください。

吐いているはずなのに腰が反っていると悪化の原因になります。

③絶対に治療と併用

そして、一番大切なのが、治療との併用です。

コルセットは飽くまでも姿勢の強制と固定、

筋肉の休息の手段です。

 

しかし、治療としての効果は殆どなく、

飽くまでも治療の効果を長続きさせる手段です。

 

途中紹介した方々も、飽くまで正しい治療があったからこそ、

コルセットの効果も増大しています。

 

そして、治療者によってはコルセットの使用を勧めないところもあるので、

そういう場合はその先生の言う通りにしてくださいね。

飽くまでも、治療の手助け、とご理解下さい。

4.総括

今回はコルセットの有用性でした。

正しく使えば正しく効果がは逸機されます。

しかし、使い方を誤ると、確かに悪い影響が出ます。

 

絶対に自己判断はせず、

医療従事者と相談の上、使用方法を考えてくださいね。

 

コルセットが嫌いな先生は意外と多いです。

今お世話になっているその先生との関係性が壊れるのが一番怖いので、

先生の意見を一番に尊重してください。

5.関連リンク

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電話

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