首は非常に大切な部位です。
また、たくさん動く必要があり、中には大切な神経や血管などがあるため、守らないといけないところです。
脳からの指令を伝えるのは神経で、その神経は首を通っています。
そのため、交通事故などで首を痛めると手足が動かなくなったりするのです。
だからこそ、首は筋肉が多く、そして太いのです。
そして、非常に重い頭も支えているので、筋力が必要で、首の筋肉には懲りや張りや痛みなど、人によって様々な症状が出るのです。
首の難しいところは、症状を感じている場所がそのまま悪さをしている場合や、その真逆が悪さをしている場合、はたまた肩や胸、お腹の筋肉が悪さをしている場合もあるので、セルフケアでは取り切れない場合が多いのです。
上記の通り、数多い筋肉で、その筋肉が固まることで張り、凝り、痛みの様々な症状が出ています。
イメージ的には張り→懲り→痛みの順番に変化していきます。
別ページでも紹介していますが、寝違えなども本当は急に起こる症状ではなく、筋肉の固さがある中で、変な寝方をした、というきっかけで生じているだけなのです。
なので、寝違えの痛みをとるだけでは再発しやすいと思ってください。
首の筋肉は熟練のセラピストでも触り分けるのが無理と言われるくらい細く、小さく、多数あります。
勿論、大きい筋肉を触り分けるのは可能ですが、その小さい筋肉を触り分けるのは不可能だと思ってください。
仮にするのであれば、指先が超敏感で、こんにゃくの上から手羽先を分解できるような器用さが必要になります。
そのため、細かい筋肉は大きい筋肉の次いでに緩んでいくものと思って下さい。
首の筋肉の固さで起こっている症状なので、首の筋肉が緩むと改善していきます。
また、首回りが固まり過ぎると、夜間のいびき、めまい、耳鳴り、頭痛、眼精疲労、物忘れなど、様々な症状が併発するので、それらにお困りで原因がわからない方は首をよくすると治るかもしれません。
首の症状のある方のほとんどがストレートネックになっています。
勿論、ストレートネックも症状の一つですので、もともとの原因ではありませんが、それを解消するのが大切と思ってください。ストレートネックは別ページにて説明してます。
首の負担が増えれば、筋肉は固まり、様々な症状が出ます。
では、その首の負担とはなんでしょうか?
重い頭を支えるのは首だと書きました。
しかし、それでも首の筋肉は非常に多いので、お互いがお互いを支えてなんとか負担をかけないように分けているのです。
しかし、例えばストレートネックになると首の筋肉の負担はどうなるでしょうか?
本来、首の前後左右4か所の筋肉がつかえていたのが、前の筋肉は殆ど使えず、左右の筋肉も使いにくくなり、結局は首の後ろの筋肉だけに頼る形になってしまいます。
そうなると、首の後ろの筋肉の負担はすさまじいことになってしまいます。
そして、ずっと縮んだままになる首の前側の筋肉は伸びなくなりますし、横の筋肉は弱くなるので肩こりなどにもつながってしまうのです。
基本的には良い姿勢を取り、自律神経を整えて。筋肉を柔らかくすれば改善していきます。
勿論、先に書いた通り、マッサージやストレッチでも改善は見込めますが、根本原因が取れていないので、すぐに戻ると思ってください。
特に揉み解しなどで施術を受け、すぐに戻るという方が多いですが、そういう場合には逆に筋肉を押し固めている可能性があります。
勿論、ほぐれているものの、姿勢などが悪いせいでまた固まっている可能性もあります。
そのため、強いマッサージなどではなく、必要最低限の刺激で柔らかくなる刺激のほうが改善しやすいです。
結局は、悪さをしている自律神経と筋肉を整え、姿勢を気を付けていくしかないのです。
上記の通り、筋肉を固めないことと、姿勢を改善させることです。
そして何より、自律神経を良い状態に維持することが大切です。
セルフケアとしては、首回りや、肩甲骨周りの筋肉をストレッチすることが大切です。
よくマッサージ棒などでしている方もいますが、そういう方の場合には強く圧し過ぎて筋肉を固める場合もあります。
そう考えると、やはりストレッチ程度の刺激のほうが効果を出しやすいです。
ストレッチも、痛いほどは絶対にしないでください。
少し突っ張るくらいで、気持ちの良い程度がベストです。
ただ、あまりに難い状態で行っても効果は低いので、ベストでいえば最初ある程度筋肉が緩むまでは施術を受けるのがベストです。
人によって原因は様々あります。
上記に書いた以外にも問題を引き起こしているものは様々です。
当院の施術、説明、セルフケア、予防はオーダーメイドで提供させていただいています。
その方にあったものを提供させて頂いてますので、まずは一度お越しください。
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